2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

やばい。これは超名盤。以前日記で紹介したIthacaの前身グループかぁ、ぐらいの軽い気持ちで手に入れたんですが、この儚くも淡々と雰囲気は何なんだろう。胸が切なくてたまらなくなります。というわけでAgincourt(アジャンクールって読むらしい)の「Fly Aw…

Fly Away

ジャケットがイマイチなのが難ではありますが、このビートルズの「レット・イット・ビー・・・ネイキッド」('03)はわりとよく聴いてます。ゲット・バック・セッションの色んなテイクを寄せ集めて強引に1曲にしてる、いわばフランケンみたいな企画盤ですが。…

Let It Be...Naked

ジェリー・ラファティはウイングス時代のポールがデニー・レインと共作してデニーがリード・ボーカルをとった風といいますか。わかってもらえるでしょうか、この微妙なニュアンス(笑)7曲目なんてデニーの「Say You Don't Mind」みたいな曲だし。 ラファティ…

The New Humblebums

英国きっての名フィドル・プレイヤー、バリー・ドランスフィールドと、その兄ロビンによるドランスフィールド名義によるアルバム('76)が紙ジャケでCD化されました。ジャケだけ見るとコテコテのトラッド・アルバムみたいですが、意外にもリンディスファーン…

The Fiddler’s Dream

リンディスファーンを脱退したメンバーが結成したバンドが、このジャック・ザ・ラッド(Jack The Lad)です。アラン・ハルのような突出したソングライターはいませんが、逆にトラッドっぽい英国的田舎メロディーをダイナミックで豪快なロック・アレンジで聴か…

The Old Straight Track

ウォーター・イントゥ・ワイン・バンド(Water Into Wine Band)もリリジャス系の英国フォークながら初心者からマニアまで、誰が聴いても和めること請け合いの素敵なグループです。大傑作のセカンドに比べると幾分荒削りな感じのサウンドながら、このファース…

Hill Climbing For Beginners

英国フォークも、行き着く果ては「リリジャス系」か「スクール系」にたどり着くらしいです。スクール系は、文字通り学校の卒業記念とかで制作される合唱モノLPで、さすがに英国だけあってフォークっぽいのが多いらしい。リリジャス系は、いわゆるジーザス…

Our Sacrifice of Praise

アコースティックギターのせわしない音にファズ・ギターが絡むという1曲目からして「古臭い」こと極まりない英国フォークで、つまりは思いっきり70年代初頭の空気をモロに詰め込んだフレッシュ・マゴッツの唯一のアルバム('71)です。霧深い沼地で木に座る…

Fresh Maggots

ナチュラルなアコースティックのバンド。それがナチュラル・アコースティック・バンド(Natural Acostic Band)です(まんまやんけ)。100%純正の英国フォーク・ロックですが、大手RCAから72年に2枚アルバムを発表しています。一応当時日本盤LPも出…

Learning To Live

NRBQが好きです。なんか「永遠のアマチュア・バンド」って感じがするんですよね。いや、これはホメ言葉なんですよ。誤解されると困るんですが、彼らはアマチュアどころか、メチャメチャ演奏上手いです。さらに、いろいろなミュージシャンにリスペクトさ…

All Hopped Up

「未来の音楽」というと電子音がピコピコと・・・というイメージが普通ではありますが、果たして本当にそうなのでしょうか。ボクは、あんまり今と変わらないんじゃないかなぁと思いますね。絶対にアコースティック・ギターやピアノを使った音楽って、これか…

Riversong

このアホなジャケットが、英国フォーク・ファンのみならずサイケ好き、プログレ好きにも「行き着く果てはコレ」といわれるほどの究極のコレクターズ・アイテム、イサカ(Ithaca)の「A Game for All Who Know」('73)です。内容はミスティックかつ幻想的なフォ…

A Game for All Who Know

オリジナル盤が世界に3〜4枚しかないといわれるギガレア盤が、このグラニー(Grennie)の唯一のアルバム。値段もシャレにならないらしく、英国フォーク・ロックの専門誌「ロック・ダイヴィング・マガジン」のせみま〜る氏が40万円(!!)も払って手に入れたと…

Grannie

英国というのは、意外にもスティーリー・ダンに影響を受けたようなバンドが多いんですが、このブリス・バンドなんかもそう。といって、「エイジャ」や「ガウチョ」の頃のダンではなく、初期の「キャント・バイ・ア・スリル」あたりの、まだ多少イナたいバン…

Dinner with Raoul

ちょっとオツムのあたりが寂しくなった最近のジェームス・テイラーのライブがCSでやっていてボンヤリ見ていたんですが、これが予想以上に素晴らしかった。ほとんどが昔の代表曲ばかりなのに、バンド全体が、すごいグルーヴ感で盛り上がる盛り上がる。穏や…

gorilla