2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ピクシーズ・スリーというと「Cold,Cold,Winter」という大滝詠一の「君は天然色」の元ネタみたいな曲しか知らなかったのですが、唯一のアルバムである本作('64)は、フィル・スペクター風というより、もっとシンプルなオケによる典型的なガール・グループ・サ…

Party With The Pixies Three

Pearls Before Swineというと、ESPレーベルからの初期2枚がサイケ/アシッド・フォークの代表作として語られることが多いんですが、その後のワーナー/リプリーズ時代については、あまり一般的には知られていないようです。というか、ボク自身がよく知ら…

...beautiful lies you could live in.

ジャケットの愉快なコラージュ写真を見ると、60年代風を真似した最近のバンドっぽい感じもしますが、そうではなく、本当に60年代のバンド。いや、音の感じからすると70年代初頭かもしれない。例によってRadioactveからの再発CDなので、何のインフォ…

1st Floor

ジャケット地味〜な感じですが、内容は派手。全編コレでもかといわんばかりのゴージャズなオーケストラと凝りまくったアレンジが、いかにも60年代後半ならではの勢いを感じます。たった30分で終わるのはもったいないけど、だからこそ2〜3分に集約され…

Colours

交通事故現場の炎上写真か、または路上で焚き火でもしているのか。そんなネガ写真の上に、燃えるような字体で「ED ASKEW」というアーティスト名・・・というジャケットからしてキテますコレは、NYはESPレーベル産のアシッド・フォーク('68) 基本的には…

Ed Askew

先に紹介したLadies WCと同じレーベルで68年に発表された、これまた南米はベネズエラのガレージ・バンド。オリジナル曲を作るまでの余裕はなかったらしく、ジミヘン、クリーム、その他R&Bクラシックスやベタなブルースのカヴァーまで取り上げています。…

The Love Depression

1967年。カンサス州で行なわれた「ミッドウェスタン・バンド&アート」という10代の学生達による芸術祭のようなキャンプが6週間にわたって行なわれました。そこで知り合って意気投合した学生3〜4人は、彼らの好きなジミヘンやクリームをカバーする…

Smack

Reign Ghostは、どうやらカナダのサイケ・バンドらしい。これはファースト('69)ですが、確かセカンドも出ていたと思います。Lynda Squiresという女性ボーカルがフィーチャーされて、なんともよじれた感じの不思議な演奏に耳が引き込まれます。ヘタなんだけど…

Reign Ghost

何気なくCSでやっていた音楽番組をみていたら、POLYSICSのハヤシ氏がいろんなCDショップを訪問するコーナーがありました。で、ディスク・ユニオン・プログレ館にて、「73年で、このジャケはヤバイぜ〜」と言って購入していたのが、このCMUの2ndアル…

Space Cabaret

アメリカン・フォークっぽいブリティッシュ・フォークは数あれど、ブリティッシュ・フォークっぽいアメリカン・フォークには、なかなか出会えない・・・と思っていたときに出会ったのがこのEspersという新しいバンド。初めてこの「The Weed Tree」('05)とい…

The Weed Tree

「わけがわかんない」というのは、ほとんど否定的な意味合いで使われる常套句ですが、このFuture Shockの唯一のアルバム('77)は、その部分を思いっきり楽しんだ方が得かも。プログレ好きには、「One」('71)というアルバムで有名なCirkusがバックを担当してい…

Future Shock

UKサイケのAXE('69)は、世界3大レア盤の1つともいわれていて(残る2枚はDarkとJessie Harper)、オリジナルはアセテート盤の6枚しか存在していないんだとか。ジャケットを観るとメンバーが5人なので、残りは1枚じゃん!と突っ込みたくなりますが…

Axe-music