2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧
口ロロ(クチロロ)というバンド名を最初に知ったときは、いろんな意味で衝撃だったんですが、その彼らの音楽がこんなに素晴らしいと認識したのは、実は最近のこと。たまたまテレビでPVを観たんですが、もうイントロのたった10秒ぐらいで「いいなぁ、い…
ヘンリー・マンシーニの代表曲ばかりを46曲たっぷり収録した2枚組CDを聴いてます。ジャケットはピンクパンサーですが、このテーマ曲のEPを小学生の時に買った記憶があります。ほとんどが彼の作曲した映画音楽なんですが、中には他の作曲家によるスタ…
フォークというと、イコール白人音楽という印象があるものですが、当然のように黒人のフォークというのも存在します。このRichie Havensは、その代表的存在でしょう。最初に知ったのはウッドストック・フェスの「フリーダム」という曲。でも最初の印象はあま…
かつて「バンドブーム」とか「イカ天」とか流行ってる頃、心底「日本の音楽は終わってる」とか思って、その反動という感じで洋楽の古い音楽一辺倒だったわけですが、渋谷系とか言われる音楽が一段落したあたりから、ボクな好きなタイプのポップ音楽を奏でる…
みんな大好き、perfumeの新曲。perfumeの新譜にワクワクするこの感じは、テクノ歌謡うんぬんより、80年代の良質なシティ・ポップをリアルタイムで聴いていた中学生の頃の熱い気持ちと同質のモノかも。過去に「アイドル」というものにハマった記憶が全然ま…
ペトゥラ・クラークの「ダウンタウン」など、60年代に数多くの名曲をソングライティングしたUKの作曲家/アレンジャー、トニー・ハッチと、その奥さんでもありソロ歌手としても有名なジャッキー・トレントの結婚記念共演盤('68)。裏ジャケに「2人は19…
物心ついた頃に耳にしていた音楽といえばアニメ音楽ですよね。レコードやCDというものを意識して買うようになる「以前」の音楽体験というのは、その後の音楽人生にも少なからず影響をあたえると思ってます。といっても、ボクは子供の頃、それほどアニメに…
高校の時、ローリング・ストーンズのカヴァー・バンドやってたんですが、その頃のバンド仲間と妙に盛り上がってしまったCDがコレでした。その名の通り、ストーンズがカヴァーしたブルースやR&Bのオリジナルを一気に26曲も収録した太っ腹なオムニバス…
少々音響的アプローチが、なんとなくロス・ロボスの傑作「コロッサル・ヘッド」('96)を思わせるライ・クーダー、2005年度作品。でもって、これがとんでもない大傑作なんですよ。今更取り上げるのもなんですが、今更買ったんでしょうがないでしょ。正直ラ…
Ash Ra Tempelの名盤('76)。とにかく1曲目の「Sunrain」に尽きます。メジャー9thの甘く切ないミニマルなキーボードリフに乗せて、シュコシュコとヌケの悪いリズムボックスが絡む、「元祖テクノ」みたいなサウンド。聴いてると、まるで天にでも昇っていくよ…
「東京クラブ・シーンにインスパイヤーする、噂のシャンペン・ミュージック」というワケがわかんないオビの文句がバブリーで笑える阿川泰子の非ジャズ作品('89)。阿川meetsハウス・ミュージック&ラヴァーズ・ロック!ってな感じで、若い層を狙ったのはわか…