2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

先日、小池玉緒の「鏡の中の十月」というシングル盤を日記で紹介しましたが、写真家、伊島薫と結婚し改名後に発表した6曲入りCDがこれです。プロデュースはメロンの中西俊夫とナチュラルカラミティー。帯には副題で「夕暮れから夜明けまで」とありますが…

Tamao Ijima(伊島タマオ) / Dusk ’Till Dawn (’92)

「結局、ロックってブルースなんだよねぇ」と言われてしまうと、「いや、ちょっと待ってよ」という気分になってしまいます。それは「若い頃はロックだったけど、最近は演歌も沁みるねぇ」と言われてしまうような寂しさとでもいいますか。結論出したら進化は…

James Cotton / Cut You Loose! (’68)

ジャケットがいい。異国の地、ロンドンでハトの群れと戯れて大はしゃぎするエリス・レジーナと、遠くの方で「何やってんだろ〜ね」的な冷ややかな視線を投げている親子連れのロンドン市民。ピーター・ナイトがアレンジした入魂のオケにあわせて、たった2日…

Elis Regina in London (’69)

「Baby〜」の方をテレビで最初に観た時、曲自体のインパクトが弱いような気がしてたんですが、ちゃんとしたスピーカーでCDを大音量で鳴らすと、シンセベースの音とかブリブリと耳障りなほど出てくる場面もあって、結構キテます。ただピアノのバッキングと…

Perfume/Baby cruising Love * マカロニ

曲目発表

参加者の方々への業務連絡です。 第18回セレクトCD合戦の曲目発表です。 http://mondoshock.hp.infoseek.co.jp/selectcd11.html http://mondoshock.hp.infoseek.co.jp/selectindex.html

中学生の時、地元の仙台のレコード屋で予約までした4曲入り12インチシングル。何しろハイパーテクノポップの大傑作「Singing Circuit」('84)にブッ飛んじゃってましたからね。裏ジャケが日本語解説になっていて、店頭で「うわ〜ダサ〜」とか思った記憶も…

Shi-Shonen/Do Do Do (’85)

このアルバムで驚くのは、ほとんどの作詞/作曲を早瀬優香子自身が手がけていて、それがまた職業作家が思いもよらないような不思議な曲調だったりすることです。さらに、この歌い方も、単純にウィスパー系とかじゃなくて、何か途轍もない情念の揺らぎのよう…

早瀬優香子/水と土(’88)

雨とピアノと、ささやきと

frenesiさんのライブで、またまたピアノ弾きます。 キュートな歌声とカラフルな楽曲をご堪能あれ。 ●frenesi live● 1月12日(SAT) in 下北沢monarecords http://www.mona-records.com/News/menu-frameset.html 【サンゼン自主イベント 夕方から雨 vol.5】 O…

以前紹介した山下達郎のCMコレクションのCDも面白いものでしたが、これも相当面白いです。年代順に収録されてるせいもあって、まるでムーンライダーズの辿ってきた音楽遍歴をわかりやすくダイジェストにまとめているみたい。しかも、本家以上にメロディ…

鈴木慶一/CM WORKS ON・アソシエイツ・イヤーズ

ソフトロック好きには有名ですが、再発されるまで誰も知らなかったんじゃないでしょうか。メンバーで作曲担当のGene Di Noviが再発CDでライナー書いてます。もともとジャズ系の人みたい。このアルバムでもポップを目指しつつ、妙に凝ったコードとメロディ…

Inner Dialogue(’69)

坂本龍一がラジオで「自身が影響を受けた歌謡曲」みたいなものを特集していました。番組も後半になると「自身が手がけた歌謡曲」な選曲に変わってましたが、そこでひさびさに聴いて「やっぱりいいなぁ」と思ったのが、後期YMOが曲とアレンジを手がけた、…

小池玉緒/鏡の中の十月(’83)

英Deramが実験的に立ち上げたレーベルDeram Novaから発売されたBill Fayのファースト。以前紹介したセカンドでは痛々しいほどシンプルなバッキングで切々と歌う泣きのSSWという感じでしたが、こっちはまだ元気。メロディーは切な系ですが。歌声はELPの…

Bill Fay (’70)

大滝詠一氏が過去にラジオで放送した番組をリマスターして正月にNHK−FMで再放送していました。そのうちの一つ「メイキング・オブ・イエローサブマリン音頭」の擬似ドキュメントのコラージュを聴いて、「あれ、なんか似てるなぁ、この感じ」と思い出して…

Buchanan & Goodman/Politically Correct?(’95)

早瀬優香子の何枚目かのアルバム。細野晴臣作品の「椿姫の夏」はリアルタイムでシングル盤を買った思い出深い曲。CDでは、2種類のアレンジで聴けます。プロデュースとアレンジは戸田誠司で、Shi-shonen〜Real Fish人脈が一気に参加しています。デジタル録…

早瀬優香子/ポリエステル(’87)