2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

その昔、マーキームーンというプログレ雑誌で観た非常階段のスキャンダラスなステージ写真は衝撃でしたが、そういう「見た目」から音楽への興味へ移るというのも、このバンドの特徴。そう考えると、ある種のヴィジュアル系といってもいいわけです・・・って…

非常階段 / 蔵六の奇病 (’82)

また高校の頃の話。ジャムのコピーバンドをやっていた友人ドラマーIとボクは、年に2回ほど仙台のボウリング場にある特設会場で催される銀座の中古レコード店「ハンター」の出張出店で同じ獲物を狙っていました。狙いはバッドフィンガー。まだCD化される…

Badfinger / No Dice (’70)

バート・バカラックの来日公演、素晴らしかったようですね。ボクは行くことはおろか、来日していたことすら知りませんでした・・・。なんだか悔しいので、ボクが一番好きなバカラックのアルバムを紹介します。それは「失われた地平線」というミュージカル映…

Burt Bacharach / Lost Horizon (’73)

capsuleのアルバムでは一番コレが好きかな。これ以前だとボサっぽいフレンチテイストがピチカートファイヴっぽくて個人的に苦手な部分もありますし、これ以後になると、完成度は高いけど、部分的にハードに爆走しすぎているような気がしますし。テクノという…

capsule / FRUITS CLiPPER (’06)

最初の頃はテクノ・ポップといってもテレックスみたいだったPerfumeも、最近はどんどんジョルジオ・モロダー化しているような。というわけで、邦楽カバーがジューシー・フルーツの「ジェニーはご機嫌ななめ」だったので、洋楽カヴァーは、モロダーの「ベイビ…

Giorgio Moroder / E=MC2 (’79)

ボンバ・レコードがリイシューしている「ラテン・スペシャル・セレクション」の紙ジャケCDリイシューで初めて聴いたライブ盤ですが、これが思いのほか素晴らしかった。サルサなんて、どこかオシャレで上品なラテン音楽でしょ、なんて思い込んでる人は、お…

Eddie Palmieri & Friends / Live At The University of Puerto

またしてもレコード・コレクターズ連動企画で「ソウル&ファンク ベスト20」を選んでみました。こういうのは考えすぎてもキリがないので、思いついた順で。1.スライ&ザ・ファミリー・ストーン「暴動」 2.ビル・ウィザーズ「スティル・ビル」 3.マー…

ソウル&ファンク ベスト20

4曲入りデビューEP「Camper Van」を当時買って驚喜したものです。マンチェスター・ブームが一段落して、自分の中で、もう一度ネオアコ魂に火がついていたころ、まさにジャストな音。しかもネオアコ継承者にありがちなセンチだったり最新型にとらわれた部…

The Adventure Babies / Laugh (’92)

何と小学校3〜4年の頃の愛聴盤。当時の我が家のカーステには、コレとYMOの「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」のカセットが常備されていたのです。紙ジャケCDで買い直した時、およそ20年以上ぶりに耳にしたにもかかわらず、メロディはおろか、…

カシオペア / アイズ・オブ・マインド (’81)

穴空き変形ジャケを見事に再現した紙ジャケCDによる日本盤のオビには「彼らの作品中で最も商業的に成功した四作目」と書いてますが、どう考えても最もコアで「イッちゃってる」としか言いようがない作品。シングルカットされた「ウェディング・ベルズ」あ…

Godley + Creme / Ismism (’81)

時代は80年代半ば。「TRA」というカセット・ブックのシリーズがあったんですが、そこで初めて耳にして気に入ったアーティストがデア・プランでした。当時、ニュー・ウェイヴが一段落して、割と商業的な洋楽ポップスが日本でも流行り始めた頃でしたが、…

Der Plan / Golden Cheapos (’84)

New Musikの存在を知って夢中になった80年代末期の時点で、この3rdアルバムは既に廃盤で入手困難でした。発売から10年も経ってなかったというのに。CD化も、なぜかこの3rdだけは随分と後回しでしたし。ようやく都内某所のレコード屋でコレを見つけた…

New Musik / Warp (’82)

個人的にブラコンがブームなので、ひさびさに聴きなおしてみましたが、やはりこれは大傑作。ジューニーことウォルター・モリソンは、オハイオ・プレイヤーズを売れる前に脱退し、ファンカデリックの「ワン・ネイション・アンダー・ア・グルーヴ」('78)でも大…

Junie / Junie 5 (’81)

スターリンというと、初期のスキャンダラスなステージングとか、ものすごい高速テンポのハードコア・パンクみたいなイメージが強いと思うんですが、実はボクが一番、今ハマってるのが、このアルバムだったりするんです。後にビル・ラズウェルのリミックス版…

ザ・スターリン / フィッシュ・イン (’84)

このミニー・リパートンの2ndは、ソウル・ミュージックに夢中だった大学時代に出会ったアルバム。ボクにとってロックからソウルへという流れはわりと自然だったのですが、その後またロックに戻っていった大学卒業後も、このミニーのセカンドだけは、よくター…

Minnie Riperton / Adventures In Paradise (’75)