2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

波の音で始まり終わる、全編「クロスオーバー・イレブン」みたいな雰囲気のAORサウンドが心地いい女性シンガー・ソンングライターのアルバム。過ぎていく夏を惜しむ「September Tokyo Tower」なんて曲もあり、今の季節にはピッタリかも。 まぁ同じような…

柿原朱美 / マーメイド・キス (’95)

大好きなドイツのグループですが、長ったらしいバンド名「Deutsch Amerikanische Freundschaft」は何て発音するのか、正直いまだにわかっていません。世間ではDAFと略してますが、これが「ダフ」なのか「ディーエーエフ」なのか、それも実のところ、よく…

D.A.F. / Die kleinen Und Die Bosen (’80)

クラナドは有名といえば有名すぎるアイルランドを代表するバンドですが、ちゃんと聴き始めたのは最近のこと。出回ってるのは80年代以降のアルバムながら、やはり70年代の素朴な音の方に個人的には惹かれます。この3rdは、たしかに地味といえば地味なん…

Clannad / Dulaman (’76)

詞や曲そのものの魅力は以前と同様ながら、歌声はますます力強さをまして、サウンドも質感がザラっとしていて、何だかとてもロックしている感じ。野心的な3rdアルバムで今後の展開がますます期待されていただけに、この後の活動休止が、ますます信じられな…

上田まり / coronet (’00)

なんか最近、自分の中で「上田まり」のブームが完全にキテしまっていて、もう、それ以外の他の音楽は惰性で聴いてる感じ・・・とは少々大袈裟ながら、なんなのでしょうね。たぶん存在も含めて、なんだか自分の中の素養にあまりなかったタイプの女性SSWが…

上田まり / room (’98)

あっという間に現れて忽然と消えてしまったシンガー・ソングライター。この2ndアルバムに収録された「遠くへ行こう」というボクの大好きな曲には、こんなフレーズがあります。「弱い人にだけ 帰る場所はあるから」。その帰る場所が上田まりの歌という人は、…

上田まり / empty page (’99)

弾き語りみたいな印象のあるニック・ドレイクの1stですが、ちゃんとストリングスなんかも入ってます。よくフォーク系のアーティストの作品を評するときに、ストリングスが入っているからダメとか、そういう言い回しがあったりするものですが、このアルバム…

Nick Drake / Five Leaves Left (’70)

教組がロック好きで、教典がレコードだったというカルト教団「ヤホワ13」のボックスセットは、いつも聴くたびに知恵と勇気が沸いてきます。これらの教典レコードを初めて聴いた時の衝撃は、ブラジルのホラー映画王、コフィン・ジョーのDVDボックスを初…

Ya Ho Wa 13 Presents Savage Sons of Ya Ho Wa (’74)