2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧
所詮はブーガルーの域を出ていないのですが、よく聴くとチャカポコしたパーカッションなのに、ちゃんとR&Bマナーにそっているところ、妙に好感持てます。ジョー・キューバはいつでも最高なのですが、「所詮オイラはパーティー・バンド」という割り切り方…
「ザ・バンドにも通じる・・・」とか紙ジャケのオビに書かれていますが、収録曲の半分が「ウェイト」みたいな曲だったりして、もうまんまです。とはいえ、微妙な質感の違いというか、音そのものが、もっとウェットな感じがします。それは、やっぱり、どんな…
英GOLDMINEというレーベルは、実にマニアックな6〜70年代のソウルの編集盤が数多いのですが、中でもこれは極めつけ。シリーズ化されていますが、どれもマニアックで濃い曲のオンパレード。シングルサイズの比較的短いファンキー・ソウルが多く、怪しげな…
まだCDがそれほど普及していない頃、EDSELというレーベルの再発盤LPには、ずいぶんとお世話になったものです。思えばヴァン・ダイク・パークスの「ソング・サイクル」も、初めて買ったのはEDSELの輸入盤LPでした。そういう世代です。という…
とっても今さらですが、最近になって、このヴェルヴェット・アンダーグラウンド&ニコ('67)の「デラックス・エディション」を買いました。目玉はディスク2のモノ・ヴァージョン。劇的な変化はないものの、このバンドも持つ妖しげな「匂い」みたいなものが充…
これを初めて聴いた時、いくらロイ・トーマス・ベイカーがプロデュースしているとはいえ、あまりにコーラスとギターがクイーンしてるんで、思わず笑っちゃったんですが、それでもポップな曲作りの上手さは、さすがパイロット。ハードに豹変したと言われてる…
ヴァン・モリソンがマイペースで長く音楽活動できた理由のひとつとして、ロック・ミュージシャンにありがちな「老いとの戦い」をスルーできたのではないか、ということが考えられますね。だって、最初から老けたような音楽やってるんだもん。思えば、ゼム時…
デヴィッド・アレン脱退後のゴングなんて・・・と、持っているのに、あえて積極的に聴こうとしなかった自分に反省。別バンドと割り切って楽しんでしまえば、これほど気持ちいいプログレ/フュージョン作はありません。なおかつオリエンタルな要素のミニマル…
80年代前半ぐらいまでの徳間ジャパンというレコード会社は、いかにもニューウェイヴという時代を地で行くような雰囲気がありました。このザ・スミスのアルバムも日本盤のLPでずっと愛聴してますが、帯の裏の宣伝LPを見ると、ロバート・ワイアットにジ…
ボーカルのパワーというか、節回しの魅力といいますか。ディオンの独特の甲高い歌声を聴いてると、「この曲をディオンが歌ってくれたら」というイメージが無数に浮かんできます。ドゥーワップにロックン・ロールにR&Bにカントリーまでなんでもござれ。こ…
「ひとりぼっちのスタジオ」という、ちょっと悲しい邦題の通り、ほとんどの楽曲をデイヴ・エドモンズ本人による多重録音によるアレンジで仕上げたアルバム。全曲50年代から60年代にかけてのロックン・ロールやポップ・ヒットのカバー曲ばかり。アーティ…
かつて「ポップになりすぎた」と批判を浴びていた本作ですが、今では後期の傑作とまでいわれてます。が、あくまでプログレ・ファンの間だけの話。ジェントル・ジャイアントがロック・ファンの間で今ひとつ不人気なのは、今も昔も変わりませんけどね。もし「…
カリフォルニア録音で、ほとんど全編チャールズ・ラーキーがベースで参加してます。更にキャロル・キングもピアノで1曲参加。「つづれおり」に影響されたものであることは、オリジナル・ジャケットの質感からも明らか。エンボス仕様のザラザラ感。分厚いダ…