2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

本来ジミ・ヘンドリックスの4枚目のスタジオアルバムになるはずだったわけですが、キチンとした形で発売されたのが97年。今ではジミを語る上で準オリジナルアルバムに相当する重要な作品となっています(ジャケはイマイチだと思いますが)。これがジャニ…

Jimi Hendrix / First Rays Of The New Rising Sun (1997)

イアン・カーティスの自殺後に発表された2枚組。アルバム未収録曲と未発表だった死の数日前のライブテイクで構成されています。コレクターズ・エディションには更なるライブテイクも収録され、彼らのライブの実力を再認識した次第。簡素なジャケもファクト…

Joy DIvision / Still (1981)

以前、ボブ・トリンブルのセカンド「ハーヴェスト・オブ・ドリームス」を取り上げましたが、このファーストも信じがたいほど美しい音楽。これはニューウェイブ時代のサイケ・リバイバルではありません。アメリカの深い闇の向こうで密かにずっと生き残ってし…

Bobb Trimble / Iron Curtain Innocence (1980)

裏ジャケットを見るとメンバー4人の名前があり、シリコン・ティーンズというバンド名通り、10代のメンバーばかりで結成されたとか、それっぽい写真も見たような記憶もあるんですが、ぜ〜んぶミュート・レーベルの仕掛人ダニエル・ミラーのでっち上げ。ミ…

Silicon Teens / Music For Parties (1979)

ラフトレードから3枚のアルバムを残し、いつの間にか消えてしまっていたシェリアン・オーファンが、まさか16年ぶりに新作を出していたとは知りませんでした。といっても4年前の話。4年間も、そういう情報が入ってこなかったというのも地味すぎて悲しい…

Shelleyan Orphan / We Have Everything We Need (2008)

仕掛人はエイドリアン・シャーウッドで、これは彼のON-Uサウンドの第一弾アルバム。「第一弾にしてコレかよ」という感じのやりたい放題の無茶苦茶なニューウェイブ・ダブ・アルバムになってます。ザ・スリッツのアリ・アップが子供のように歌う1曲目の「Fad…

New Age Steppers (1980)

いわゆるDTMというより「多重録音」という言葉がピッタリくるシンガーソングライター「Ye Ye」のデビューアルバム。なんと限定ながらアナログ盤も発売されており、サウンドの質感やジャケット写真の大きさも含めて、レコードで聴くのがとても心地よいアルバ…