セレクトを数多く聴いていると、気になるアーティストや曲は当然増えていくわけですが、じゃあ、今度レコ屋に行ってそれを買おうと思っても、その時にはすっかりアーティスト名を忘れていたりするんですよね(笑)今度からは、ちゃんとメモを持ってショップへ行かないと。一番いいのはamazonとか、そういうネットで即買うのがベストなんでしょうが、古い人間なんで、どうしてもレコ屋やCD屋でサクサクしないと落ち着かないんです。まあ、いいか。はい。というわけで、今日も感想いきます。

●としひこさん(http://somewhere.babyblue.jp/

いきなり「愛こそはすべて」のカヴァー・スタートですが、これ言われないと気がつかないぐらい原曲のイメージがない。いきなりうっちゃりワザですが、ともあれ、全体的には、メロディアスながらも、どこかヒネった感じの面白い曲が多くて楽しめました。ペルーのバンド④は、ポール・マッカートニーに似てると前々から評判だったので気になってましたが、まんまコピーしただけのカヴァー(笑)でも、何故か憎めない。お気に入りです。無名のソフト・ロック⑨は、おそらくレアな7インチ・シングルからでしょうが、複雑に絡みあうハーモニーと病んだアレンジは、まるでフリー・デザインとエタニティーズ・チルドレンが合体したかのよう。これまたお気に入りです。ラストは、日本のアイドルが歌うメリー・ホプキンの「グッドバイ」。ほのぼのしちゃいます。

●めんちかつさん(http://d.hatena.ne.jp/nota10/

初顔合わせになります。何でも「カーネーション・マニア」だそうで、ラストは彼らの曲でしたが、セレクトの大半が邦楽アーティスト。普段からボクも邦楽を聴く方なんですが、④⑥⑧⑨と知らないアーティストが続いて驚き。そして、また音もいいんですよね。中でもフォーキーな女性ボーカル④がお気に入り。キリンジのクイーンのカヴァーは意外ながらもハマってます。元ムタンチスの女性voの「She Loves You」のカヴァーは、実に和めるボサ。MPB系の14bisは気がつかなかったけど、いい曲です。⑪のCSNYは、どうしても「小さな恋のメロディ」のエンディングの絵が浮かびます。⑤の青山陽一は、ファースト・ソロからですが、これはボクも名盤だと思ってます。⑩の鈴木祥子は、あまり詳しくないのですが、賑やかなコーラスが○ですね。

(写真)青山陽一「Sings With The Blue Mountains」

グランドファーザーズの初ソロ。XTCとスライが合体したようなヒネクレ・ポップ。詳しくはこちら↓
http://www2.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=168425&log=20030212