id:huraibouさんから「バンドバトン」というのが回ってきました。好きなバンドについてあれこれ、ということですが、どのバンドを選ぶかは、本当に迷いますよね。そこで、せっかくですからバトンをくださった風来坊さんも大好きであろうムーンライダーズでいってみることにしました。では。

★好きなメンバー2人
いきなり難問だなぁ(笑)とりあえず鈴木慶一&博文兄弟にしようかな。でもムーンライダーズって、全員そろってこそ意味のあるバンドだと思うので、やっぱり全員好きです。

★好きなメンバーにひとこと
特にないですが、blue marbleはやっぱり聴いて欲しいっす。

★思い入れのある曲を3曲ほど
ドッグ・ソング   「NOUVELLES VAGUES」1978
イントロの虫や犬の鳴き声の効果音から、悲しげな間奏の雰囲気、メロトロンのコーラスなど、1曲の中に多くのドラマがあるようなアレンジが素晴らしい。初期ジェネシスとXTCの「スカイラーキング」を結ぶような素敵な曲ですね。

大人は判ってくれない   「カメラ=万年筆」1980
曲そのものはジュリーでも歌いそうな歌謡ロック路線なんですが、モゴモゴ言ってるような変なコーラスやギターの変な音の効果音とか、とにかく隠し味のオンパレードみたいなアレンジが、スゴい。ギターのリフもカッコいいです。やっぱりロックはリフが命ですよ。

BLDG(ジャックはビルを見つめて)   「AMATEUR ACADEMY」1984
アカペラの多重録音そのものは、別に珍しいことじゃないですが、そこに80年代ならでは変なサンプリング・ヒットを加えちゃうのが、いかにもムーンライダーズらしい。エンディングでいきなりエコーたっぷりのバンドの生演奏になる発想もぶっ飛んでるなぁ。

・・・でも「1曲だけ」ってことなら、やっぱり「9月の海はクラゲの海」ですね。


★ちょっと浮気
ムーンライダーズを聴いてると、何となく近いところで、鈴木さえ子さんの「緑の法則」やポータブル・ロックの「ビギニングス」なんかにいつも手が伸びてしまう。これって浮気?

★バトンをまわす人
いきなりで恐縮すが、妙なところで趣味が一致してしまう(おそらく)究極のレコマニア、id:takaoxidaさん、いつもいつも面白いジャケット写真掲載で笑わせていただいてるid:kobbanovaさんへ。


ムーンライダーズを解読せよ!(by ショック太郎)↓
http://www2.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=168425&log=20021021