■
ひさびさのジャズ。いや、普段も聴いてはいるんですが、いざ日記で取り上げようと思っても、何を書いていいのやら。ジャズについてあれこれ書ける人がうらやましい。というわけで、デイブ・ブルーベックのピアノとポール・デスモンドの涼しげなアルトで、部屋の雰囲気が落ち着いてきてます、とかなんとか。
それにしても昔のジャズはジャケットがカッコいいですよね。これなんかモノクロの写真に黄色でそっけなく文字が入っているだけなのに、何故かとてもスタイリッシュです。思うに最近のジャズの新譜を全然買う気になれないのは、内容が悪いわけじゃなくて、ジャケがカッコ悪いのからです。ジャズはジャケが命です。インストが多いからこそ、ジャケのイメージで内容も決まっちゃうのですよ。
CDではアナログの曲順を無視して録音順、つまりマトリクス番号の若い順に曲が並んでおります。当時のジャズは同じ日のセッションを別のアルバムに振り分けることが多かったのが、CDになって一気にまとめて聴けるようになったというわけです。でもアナログの曲順で親しんだ人には違和感があるんでしょうね。
たしかに聴きなれたロックの再発アルバムとかで録音順に収録を変えられてたらイヤだろうなぁ(笑)あぁ、でも「ペット・サウンズ・ボックス」とか、そういうのは録音順にセッションが収録されてましたね。今後、そういうCDどんどん増えていくのかもしれません。それはそれで別の面白さがありそうな気もしますが。