ラスカルズの「ピースフル・ワールド」('71)なんかをひさびさに聴いてます。アナログ盤で。というかCD持ってないんですよね、これ。たしか高校生の時、ホノルルのダウンタウンにある中古レコード屋でLP100枚ぐらいまとめ買いしたということがあって、その中の一枚です。ボクは、それらのレコードを今でも「ハワイのレコード」と呼んでます。だから「ピースフル〜」を聴くと、気分は南国リゾート(笑)


内容とは関係ないんですが、これ、アナログだと2枚組なんですよね。で、昔の2枚組LPってA面の裏がD面で、B面の裏がC面ってのが多いんですよ。何でかなぁ、これ。順番からいうとA面のあとにB面がきてくれた方が使いやすいんですけどね。いちいちしまうのもめんどくさいし。しかし、そのめんどくさいという工程までも楽しむというのがアナログ試聴の醍醐味ということなんでしょうか。


これ買ったとき、ラスカルズはアトランティック時代のベスト盤しかもってなかったんですよね、たしか。レコ屋でコレを見つけたとき、ボクよりレコード・マニアの兄が「これイイよ」とか薦めたんで言われるがままに買ったんだけど、最初は随分と大人しいイメージの音で戸惑ったのも事実。その頃、あんまりソウルとかジャズの免疫もなかったしね。でも、今では大好き。全体的にモコモコしてズンドコしたビートがジャム・セッション的なスリリングさを醸し出していて最高です。