昔、フィフス・アヴェニュー・バンドに夢中だった頃(今もか)、そのメンバーが後に結成したホワイト・ホースというバンドで唯一「こいつ誰?」状態だったのかビリー・ニコルスでした。その頃はまだ「ウッド・ユー・ビリーヴ」('68)の再発どころか、存在さえ知らなかったんですよね。


「ペットサウンズ」の英国からの返答・・・とかいわれてますけど全然違うような。とはいえ、きらびやかなオーケストレーションが彩るカラフルなサウンドは、まさしく涙が出るほど60年代ポップス。曲によってはサジタリアスっぽい雰囲気も。こんな傑作がオクラ入りしていたなんて今では信じられませんが。


なんでも同じイミディエイトのスモール・フェイセズの「オグデンズ〜」とセールス・バッティングしないように発売中止になったという説もあります。スティーヴ・マリオットやロニー・レインもゲスト参加してるってのにヒドイ話。しかしタイトル曲はモロに「オグデンズ〜」っぽいサウンドなわけで・・・う〜ん。