ナチュラルなアコースティックのバンド。それがナチュラル・アコースティック・バンド(Natural Acostic Band)です(まんまやんけ)。100%純正の英国フォーク・ロックですが、大手RCAから72年に2枚アルバムを発表しています。一応当時日本盤LPも出ていたようですが、まぁ誰も知らんでしょうな。


「キノコジャケ」のセカンドの方が割りと有名ですが、ちょっと歌も演奏もがんばり過ぎのような気がしますし、女性ボーカルのビブラート系もやり過ぎのような気がして、ボクはどちらかといえば、ヤル気のない感じのこのファースト「Learning To Live」('72)の方が英国的で好きかな。がんばったのに文句言われちゃ、本人たちは怒るだろうけど。


どちらも韓国の「Si-Wan」から再発CDが出てますが、この再発レーベル、プログレ/フォークのファンのマニアックなツボをついたラインナップとはいえ、音源も怪しいし、解説は読めないし(せめて英語にしてくれ)、あんまりいただけない・・・といいつつ、我が家のCDラックには悲しいかな「Si-Wan」モノのCDがズラっと並んでいるという(笑)