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ジャケットがイマイチなのが難ではありますが、このビートルズの「レット・イット・ビー・・・ネイキッド」('03)はわりとよく聴いてます。ゲット・バック・セッションの色んなテイクを寄せ集めて強引に1曲にしてる、いわばフランケンみたいな企画盤ですが。
ここに収められた「Two of Us」や「Across The Universe」が、いわゆるブリティッシュ・フォークあたりに比較的近いポジションなんではないか?という強引な判断で、ここで取り上げた次第。この2曲は今も昔も大好きですが、この盤のヴァージョンは特に素晴らしい。有名な「Get Back」や「Let It Be」より好きだなぁ。
しかしフィル・スペクター版のオリジナルが封印されるのもどうかと思うし、肝心の映画版の正式なDVDはいつなの?ということや、さらには、いい加減オリジナル・アルバム群のリマスターは?などということも含め疑問だらけなのも事実で、ビートルズってのは有名なのに、いまだ謎が多いグループではあります。