勝手にレビュー#5(秋のなごみ)きよさん


1.SO FAR AWAY / CAROLE KING 
2.THE WILDNESS IS HOME / DOUGLAS WOOD
3.SWEET INSPIRATION / TRUSTY 
4.LOVE HAS PASSED ME BY / STEPHEN PARKER
5.EVERYONE TUESDAY / MARK HENLEY
6.IS MY TEAM PLOWING / BEACON CITY BAND 
7.FATHER AND SON / THE REAL THING 
8.TAKE MY HAND MEDLEY / BILL & LORAIN HAROUFF
9.SPRIT OF A WOMAN / CRAIG ASP 
10.GO JUMP IN THE RIVER / BILL DESTLER 
11.SONG BIRD / BILL GREENWOOD
12.AND I LOVE YOU SO / HARPER 


きよさんの今回の裏テーマは「ショック太郎さんをこちら側に引きずり込む」だそうで、聴く前からドキドキしてましたよ(笑)


とっくに引きずり込まれている有名曲(1)以下、USのSSW系フォークがズラリと並んでいて圧巻です。(2)はジェームス・テイラーっぽい歌声で、律儀なアルペジオのサビの盛り上がりがマル。(3)はコンガの隠し味もグルーヴィーで、エレキも味があります。ヘロン系の曲ってのも個人的に気になります。(4)はイントロのギター1発でやられる、さわやか系フォーク。当然フルートも、この手の曲はお約束ですよね。ミネソタ系の(5)はマンドリンとヴァイオリンが、今回のテーマ「なごみ」に確かにピッタリですね。


(6)は、なんかこう「あったかい」曲。シンプルで一番地味な感じの「ただのフォーク」。でも、いいんだよなぁ。(7)は、今回のセレクト中、ベスト・ソング。実に味わい深い声はもちろん、うまく表現できないけど、ちょいヘタな演奏でさえ、いい雰囲気です。セピア系の低予算なジャケもいいですね。(8)はデュエットもので、エルビスの有名曲などをメドレー。もうボンヤリしたサウンドが、神秘的なほどに地味(笑)。(9)は聴いたことあるなぁと思ったら、アメリカン・フライヤーの曲でしたか。これもミネソタの自主盤。ミネソタ恐るべし。(10)はモコモコした音がいかにも貴重そう。(11)はピアノと軽くベースが入るくらいで、これまたマイナー度が高そうです。ロマンチックな甘い感じの(12)で終わるせいもあって、これまでのきよさんのセレクトでは、もっとも「哀愁」を感じました。


手持ちは(1)(5)。ベストは(4)(6)(7)。きよさん、思いっきり引きずり込まれたセレクトでしたよ。でも、こんな珍しいレコード、どうやって手に入れるんですか?(笑)


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