勝手にレビュー#10(秋のなごみ)FURUさん


1.Aloha / Uncle Walt's Band (1974)
2.Gray Sunny Day / The Cowsills (1968)
3.Stop Right There / The Hollies (1967)
4.Traffic Jam / The Classics Ⅳ (1969)
5.Dismal Day / Bread (1969)
6.Behind That Locked Door / George Harrison (1970)
7.The Old Scat Skiffle / Alice Babs & Ulrik Neumann (1958)
8.Sentimental Journey / Beverly Kenney (1959)
9.Sunday In New York / Eddie Hazell (1966)
10.Both Sides, Now / Joni Mitchell (1969)
11.Beautiful Isle Of Somewhere / Geoff Muldaur (2000)
12.Calico Skies / Paul McCartney (1997)


FURUさんのセレクトは、ウキウキするような「楽しさ」が全面に出た選曲がいつも多いですね。


(1)はダン・ヒックス・イン・ハワイかと思うような、これぞ「なごみ」系な音。(2)は、たたみかけるようなコーラスからファミリー・グループなんだろうなと思ったら、これでしたか。「雨に消えた初恋」や「We Can Fly」のような有名曲を選ばず、こういった隠れた曲を探してくるのもFURUさんのセンスで、その技は(3)(5)あたりにも。どちらもバンドのイメージとは、やや違う感じがして面白いです。(4)はボクも大好きな曲で、この曲が入ってる「Traces」っていうアルバムは本当に名盤だと思います。ジェントル・ソフト・ロック。でもボーカルは、いぶし銀の魅力。(6)は曲の途中まで、手持ちのアルバムだと思わなかった・・・。ジョージの忘れがちな魅力のひとつであるカントリー系の穏やかな曲です。


(7)は、ちょっと雰囲気が変わって、まるでイタリアかフランスの古いコメディ映画のようなスキャットもの。そのままノスタルジックなフィーリングが、美形の女性ジャズVoの(8)。なかなか魅力的な声ですね。(9)は全然知らない人ですが(ファンカデリックのギタリストかと思った)、マーク・マーフィーやジョン・ヘンドリックスにも通じる男性ジャズVo。カッコいいです。実は英国フォークに最も影響を与えた一人がジョニだとボクは思うのですが、特に(10)は何度聴いても名曲だ思います。賛美歌のような(11)に続いての(12)は、(6)と対をなすように配置(A面とB面の終わり)。風来坊さんのセレクトでも思ったことですが、こういうアコースティックな歌曲にこそ魅力が集約されているような。世界一の大金持ちなのに、このイギリス小市民的な感覚は何なの?(笑)


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