1967年。カンサス州で行なわれた「ミッドウェスタン・バンド&アート」という10代の学生達による芸術祭のようなキャンプが6週間にわたって行なわれました。そこで知り合って意気投合した学生3〜4人は、彼らの好きなジミヘンやクリームをカバーするバンドを結成。それがこのSmackというバンド。


キャンプでは、さまざまなアーティストが作品を発表しましたが、ロックバンドは、どうやらSmackだけ。さて、キャンプ最終日、彼らは華々しいステージを展開するつもりが、主催者は、なんと2曲目の演奏の途中で楽器のプラグを抜いてしまったのです。それがSmackの最後のギグになろうとは。


しょうがないので、キャンプの後、とあるRCAのローカルスタジオで、彼らは9曲ほどレコーディングしました。そしてそれは100枚から150枚ほどLPとして1968年にプレスされましたが、結局、それが発売されたのかどうなのかは謎。メンバーのその後の消息は、神のみぞ知る・・・以上、Smack物語でした。じゃんじゃん!