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60年代末に活動を始めたアメリカのカルト宗教団体ヤホワ13(YAHOWHA13)は、教団直営のレストランにてレコードを配布していたそうですが、それら11枚が後々サイケコレクター垂涎のメガレア盤になってしまいました。教組であるファーザー・ヨッドがロック好きで、The Seedsのスカイ・サクソンなどとも交流があったそうです。
たとえばチャールズ・マンソンの音楽は面白くもなんともないフォークなのに、このヤホワ13の音の豪快さといったら。ほとんどが1コードによるロックバンド編成に完全にイッてるボーカルが乗るだけの即興演奏ですが、サウンドはCANやAMON DUULなどのジャーマンロック勢に通じるプリミティブなパワーが炸裂しまくり。
教団の信条は「すべての人に思いやりを」。それと裸の女性を股がさせてジャケットにしてしまうイカれたセンスとのギャップが・・・。勇気と体力と財力があれば、教団の音源すべてを収録したボックスセットも。なお教組様はその後、ハングライダーで遊んでいたら電柱に激突して死んでしまったらしい(アホ)