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パット・メセニー(Pat Metheny)です。曲を作ったりアレンジしたりしている時、たまに「あぁ〜メセニーっぽいねぇ」「そうだねぇ」とか言ったりするんですが、何がメセニーっぽいのかというのを今さら説明するのも、なかなか難しいもんですね。ギターの音は「ポクポク」「ヒューン」って感じでしょうか。

コレ('92)は特に大好きな１枚。早朝の荒野のだだっ広い一本道をドライブしていくような名盤・・って、ＣＤの裏ジャケそのまんまですが（笑）まぁ、そんなイメージ。フュージョンっていってもよくわかんないですよ。ミックスジュースと言うのと同じ。問題なのは「何がミックスされてるか」でなわけで。

何となくオーケストラや民俗音楽っぽいコーラスの使い方が菅野よう子のサントラにも近い雰囲気も。特にギタリスト以上に、コード進行とかに「上手いなぁ」といつも感心してしまうんです。同じフレーズを繰り返してるのに、どんどん転調していくところとか。予想外のコード進行も違和感なくサラっと。矢野顕子も一瞬歌ってますよ。