純粋なオリジナル・アルバムではなく編集盤になるんでしょうけど、リアルタイムで本当によく聴きました。中学生の頃かなぁ。「ピーターラビットとわたし」に代表される大貫妙子の「子供系かわいい路線」の曲ばかり集めたLP('86)で、アナログ盤は、ちょっと豪華な絵本仕様になってましたね。


メトロポリタン美術館ミュージアム)」は、サビ部分のドラムの水を弾くようなサンプリング音に当時驚いた記憶が。これって今の人がコーネリアスとか聴いて驚くようなものでしょうか。ボクも0.5秒ぐらいサンプリングできる小型のキーボードもってたんで、自分のデモ曲でマネしたりして。


あと「地下鉄のザジ」って当時、同名の映画があるなんて全然知らなくて。あの頃、ビデオのレンタル屋みたいなのが街にポツポツ出てきて、それでビデオ見つけて借りてヌーヴェル・バーグの存在を知ったりとか。青春でもあり我がルーツ。英語のタイトル曲はシンプルなアレンジながら、これもいい曲なんですよねぇ。