D.A.N.C.E.」のPVを初めて観た時から、一目惚れならぬ一聴き惚れしたのが、このジャスティス。ダフトパンクすらも越えてるんじゃないかってくらいのスタイリッシュさは鳥肌もの。緻密に計算されたプログレッシブな音楽でありながら、ちゃんと肉体的なダンス音楽になってるところも、実に痛快。こりゃカッコいい!!


デジタル・ビートの太い音圧と、ハード&ラウドでありながら、優雅で美しい旋律が絡み合って、この手のテクノ系では、頭ひとつ抜きん出た存在といえます。中田ヤスタカ氏も推薦してますが、実際Capsuleの「FLASHBACK」と並んでいまだにヘヴィー・リピート中。どちらも文句なし名盤。


エレクトロとロックの境界線を結ぶとか、そういう謳い文句では、なんか弱いと思うんですよ。これは素直に、今、最先端の「ロック」なんだと言い切ってしまいたい。まぁ、どこかワンパターンでもあるんですが、その素っ気無いほどのストイックさにも、むしろ男気を感じます。だからテクノよりもロックを感じるのかな。