このアルバムが、米(Amazon.com)が選ぶ「ベスト・インディー・ロック100」の3位に選ばれているのを観て、驚いてしまいました。こんなマイナーなアルバムを発売以来、愛聴していたのは、自分だけだと思い込んでいたので。当時、情報もわからず、ただジャケ買いした1枚です(変なジャケですけど)


ルー・リードを更に病的にしたような淡々としたモノローグと、ペナペナとしたギターとラフなバンドのアンサンブル。しかし徐々に盛り上がり、ギターが歪みだし絶叫、変拍子になって・・・かと思ったら、また弾き語りみたいに静かになって撃沈・・・と、何だかわかんないけど、そういう変なサウンド


断言します。これは本当に他にありそうでなかったマジカルなロックの魅力に溢れたカルトな大傑作。これを偶然聴いた少数リスナーのすべてが、このアルバムに多大な衝撃を受け、絶賛しているのですから。ちなみにこれはセカンドですが、ファースト「Tweez」('89)も、これまた大傑作なのです。