エリック・カズのセカンド。名盤といわれているのはファーストの方だったりして、それはよくわかるんですが、ボクはこのセカンドだって、同じくらい名盤だと思います。それは「My Love Will Never Die」という1曲の価値の大きさにあるのかもしれません。古今東西、これほど心打たれた名曲は他にありません。


エリック自身のボーカルは、ナヨナヨして安定感はないんですが、そこに何ともいえない男の優しさのようなものがあって、いいのですね。歌は上手ければいいというものではありません。どこかゴスペルを思わせるメロディを生かすように、クロっぽい女性コーラスが全編にフィーチャーされているのが特徴的です。


リズミカルな「Good As It Can Be」と「Come With Me」の2曲は小沢健二ネタとしても有名ですね。前者のシンセの使い方が爽やかな感じを演出してます。しかしやはり冒頭2曲に象徴されるバラード曲がいつ聴いても泣けます。シックで統一感のあるファースト、バラエティに富んでいるセカンド、どららも大切な宝物です。