前作「ヴァレリー」は「無国籍サウンド」なんてキャッチネームで売り出しましたが、意外にもリスナーにそれが深く浸透していたのかな。今度の出るセカンド聴いたら「全然無国籍じゃないじゃん」とか思っちゃう人も多いのかも。実はファーストを発売してからしばらくして震災が起こって、そのときなんか無国籍とか、そういうのどうでもよくなっちゃったんです。すみません。でも良く聴けば、今度のアルバムも本質的には「ヴァレリー」と何ら変わってないと思います。どうもボーカルが変わると、リスナーには、すごく印象が変わって聴こえるようです。演奏者が変わったりしても、誰も何もいわないんですけどね。自分にとってはボーカルも歌詞も曲もアレンジも、ギターもベースもドラムも、ミックスも、すべてがあって「ポップス」。何が1番重要、でもなく、すべてが重要。


今日は60年代風の打ち込み作業と作曲をちょこっと。まだサビメロが思いつかない。明日にします。60年代といえば、今日の通勤BGMはフランキー・ヴァリ&フォー・シーズンス。そういえばフランキー・ヴァリが来日するようです。いまだに現役とはスゴイ。このベスト盤(写真)は高校生の時に買ったのですが、カバーの方で知ってる曲が多かったです。トレメローズの「サイレンス・イズ・ゴールデン」、ウォーカー・ブラザースの「太陽はもう輝かない」、ベイ・シティ・ローラーズの「バイ・バイ・ベイビー」。あと何と言ってもボーイズ・タウン・ギャングの「君の瞳に恋してる」ですね。この曲を聴けば「あぁ、これ知ってる」と思う人も多いはず。しかも歌い出し部分ではなく、サビ前のブリッジの部分で「あぁ、これ!」ってなるはず。そういうのも何だか面白いです。