幻のバンド「ローン」のアルバム・ジャケ

bluemarble2004-12-03

この絵は、おそらく小学校2年生ぐらいの時に書いた「自分ジャケ」。当時ビートルズなんかが気になり始めた頃で、ボクも自分だけのオリジナル・ロック・グループを頭の中だけで結成していた。架空のバンドというやつか。そのバンドがローン(ROWN)というもの。なんでローンっていう名前なのか、果たして自分でもよくわからんが、たぶん街角で「ローン」という看板があちこち目に付いたから、これはキャッチーな言葉に違いないと思ったのか(サラ金なんてガキが知るわけがない・・・)、とにかくローン。スペルもROWNだけど、これでいいのか・・・。

メンバーはわたなべひろし(リード・ギター)、ロン(リズム・ギター)、やまぎじけんじ(ベース)、たかぎみのる(ドラム)。このロンっていうのは、当時家にあった犬のぬいぐるみだ(笑)後の2人は小学校2年の時のクラスメートの友達だろうね。山岸って男は、中学も同じで、自分と同じ陸上部にいたやつだか、こいつ足速くてね〜。高木って男はまったく記憶にないな・・・。

このローンというバンド、実に30枚ぐらい画用紙にジャケットを書いていたんだけど、ちゃんと裏ジャケとか歌詞カードもあるんだ。しかも裏ジャケには曲目なんかも載っていて「マグナム・イン・ザ・キャスタム」とか「ブラック・マシーン」とか「パワー・ソング」だとか、それっぽく作ってる。どうやらハード・ロック・バンドらしい。「ズール・イン・ザ・フォーター」って意味不明なタイトルの曲もあるが、これ「スモーク・イン・ザ・ウォーター」(ディープ・パープル)をパクったのか。おまけに21分もある曲らしい(プログレ?)いや〜自分で作っておきながら、今猛烈に聴きたくなる曲だねぇ〜。まちがいなく小学生センス炸裂したアホの産物だけど、こういうアホなのを未だに捨てられないというのも今の自分もアホか。

アルバム・タイトルも「バッド・ロック・シティ」とか「スーパー・ライブ」」とかそれっぽい。「フィジカル・シティ」ってアルバムもあるけど、これ「フィジカル・グラフィティ」(ツェッペリン)ももじったのか?あと、この「男たち」ってのもローリング・ストーンズの「女たち」がネタだろうね。ちゃんと顔の部分がくりぬきになった変形ジャケだし。しかしアホなガキとはいえ、意外と趣味趣向はマセていたんだな。というか今と大して変わってない・・・。

さらに小学校4年の時には「DRC」っていう架空のバンドを作って、これまた自分ジャケを制作し続ける。これデジタル・ロック・コレクションっていう意味らしいけど、なぜかテクノ・バンド(笑)当時YMOブームだったからねぇ〜。それにしてもハード・ロックからテクノに変わるってのが、なんか70年代から80年代という時代遍歴を象徴させるよなぁ。それにしてもこんなのガキの頃から作ってたんだから、これは絶対将来ミュージシャンでしょ?そして今でもblue marbleで自分ジャケを作ってるんだから、結局子供の頃から何にも変わってない・・・。

追伸:昨日の日記、間違ってデータ消しちゃいました。すいません。まあ、たいしたこと書いてなかったけど。
(なべ)