2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧
細野晴臣は、ノンスタンダード・レーベル制作時に、自分の中にある「動」と「静」が二極化し、それがハッキリと曲作りに現れてきたといいます。そのために「静」の部分を強調したような、もうひとつのレーベル「モナド」を同時進行させることが、彼にとって…
「Decline Of O.T.T」を完成させたF.O.Eは、何とジェームス・ブラウンの前座でライブをしたのですが、ここでJ・Bファンの客から大ブーイングの嵐が起こってしまうという事件がありました。実は、このライブの時点ではまだF.O.Eは1stシングルすら発表され…
F・O・Eというのは、細野晴臣だけがメンバーではなく、他にもYENレーベルから細野氏プロデュースでデビューしたインテリアというバンドのメンバーだった野中英紀、そして作曲家、アレンジャーとしてアイドルなどを手がけていた西村麻聡という3人が、…
友達なのか敵なのか(Friend Or Foe?)。そんな意味深なタイトルの12シングル2枚、80年代半ばに発表した細野晴臣のプロジェクト、それがF・O・E(Friend Of Earth)でした。キーワードはオーバー・ザ・トップ(O・T・T)。日本語にしたら「やり過…
●kobbanovaさん(http://record.vis.ne.jp/)本人が望む、望まないにかかわらず、いつも抜群のユーモア感覚で楽しませてくれるのがkobbanovaさんのセレクト。今回もハッピー・ムード溢れるソフト・ロック系コーラス・グループが主体のセレクトながら、一歩間…
●FURUさん(http://www.bb.din.or.jp/~furumoon/)最近、巷で「フィンガー・スナッピン・ミュージック」なるジャンル名を耳にします。要するにウキウキするようなグット・タイム・ミュージックで、今まで見落とされていた良質なイージーリスニング・ミュ…
●keiさん(http://penny.boo.jp/index.html)毎回爽やかな選曲で和ませてくれるkeiさんのセレクト。今回も、まるで「休日セレクト第二弾」といっても過言ではないほど仕事モードが吹き飛ぶようなメロディアスで、ちょっぴり懐かしい感じのポップス満載で嬉し…
こちらです↓ http://mondoshock.hp.infoseek.co.jp/selectcd5.html
セレクトを数多く聴いていると、気になるアーティストや曲は当然増えていくわけですが、じゃあ、今度レコ屋に行ってそれを買おうと思っても、その時にはすっかりアーティスト名を忘れていたりするんですよね(笑)今度からは、ちゃんとメモを持ってショップ…
今回のセレクトは「コーラス&ハーモニー」というお題以上に「ビートルズ始まり」というのがなかなかキーポイントになってますね。それだけに、ビートルズ以外でもカヴァー曲を選曲されるセレクターの方も多かったように感じます。ちなみにボクの方は毎回カ…
知っているけど、思い出せない。そんな曲が多くてちょっとムズムズしちゃうのもセレクト合戦ならではなんですが、この「曲名を最初から発表しない」というルールが刺激的なんですね。音楽を聴き始めたころの、買ったレコードからどんな音が飛び出してくるか…
大量のセレクトCDを聴くのは楽しいけれど、知らないアーティスト、聴いたことがない曲がどんどん増えていくと、頭がパニックになりそうになるので、1〜2枚聴いたら、普段自分が慣れ親しんでいるCDを聴いたりしてます。自分のセレクトも聴きなおしたり…
今日は、いつもの細野晴臣レビューはやめて、セレクトCD合戦(http://mondoshock.hp.infoseek.co.jp/selectcd.html)の感想でも書きましょうか。まぁ、「ショック太郎」名義で参加しているので、こちらに書くのもあれなんですが、結構参加者の「はてなダイ…
この「S・F・X」('84)というアルバムが発表された頃のミュージック・マガジンのクロス・レビューで、中村とうよう氏が「坂本がソロになるとお芸術っぽくなるのに、細野はテクノ道を突き進んでいる」みたいな発言をしていましたが、当時の自分もまったく同…
細野晴臣がYENレーベルに続いて設立したノンスタンダード・レーベルの第一弾12インチシングル。このレーベルは2つの趣旨から成り立ってます。1つはポスト・テクノ・ポップの「ノンスタンダード」。もう1つはポップスすらも越えた実験音楽を目指した…
「花に水」とは、なかなか洒落たタイトルですね。YMO散開後の84年に発表された細野晴臣のカセット・ブック作品で、音は前年に無印良品の店内BGM用に制作されたものらしい。カセットのA面とB面に、それぞれ長い曲が1曲づつという構成で、それぞれ「あ…