2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧
サンデイズの、この1stアルバムは、今も昔も大の愛聴盤。当時は「女性版スミス」というレッテルで、あまりジャーナリストの評判もよろしくなく、大して話題にならずに、あっという間に消えてしまった印象があります。たしか「天使のささやき」という投げやり…
クレア&リーズンズのことは前から知ってましたが、聴くのはコレが初めて。ラジオでたまたま聴いた「Ooh You Hurt Me So」が、可愛らしいボーカル、不思議なコード進行、涼しげなアレンジと3拍子そろったナイスなポップスだったので、他の曲も聴いてみたく…
じゃがたらを初めて聴いたのは、80年代中頃に深夜のテレビでやってた「ライブ・ジャック」という番組。真っ赤な衣装とファンキーな演奏、そしてボーカルの江戸アケミの妙な存在感に圧倒され、翌日、学校の音楽仲間の間で「アレ、観た?」と話題に。そした…
めちゃくちゃカッコいい。こりゃ名盤。懐かしさ半分でリマスターの紙ジャケで購入したCDを、只今ずっとリピート中。このカシオペアのファーストは、ボクが小学生の時、レンタル・レコードで聴いて、カセットに録音したものを、よく家族で旅行か何かに出か…
ジョン・スペンサーといえば、後にブルース・エクスプロージョンで有名になった人ですが、以前に彼がいた伝説のグループがプッシー・ガロア。グランジを語る上ではソニック・ユースと同じぐらい重要なバンドだと思うのですが、音楽そのものはグランジという…
オープニングのマリンバとスネアのユニゾンによる「アンクル・ミートのテーマ」は鳥肌もの。一瞬で終わってしまうのがもったいなんですが、このテーマ曲のメロディは、その後も断片的にアルバムのいたるところに散りばめられています。上手い。好き勝手にや…
裏ジャケを見るとメンバー全員がヘッドフォンをしているのに、なぜかライブ盤のようなMCから始まるスピリチュアル・ジャズの大傑作。何といってもレアグルーヴ全盛期のコンピで聴いた「kitty bey」の高速ブレイクビーツみたいな忙しない演奏が素晴らしく、…
ワーナー系サイケ・ポップの24曲入りの編集盤。シングルだけで終わったグレート・アンノウンなバンドから、アソシエイション、モンキーズといった有名どころまでいろいろですが、全体的な音の統一感は、さすがRHINO。目指したサイケよりも、「結果的…
正直デヴィット・フォスターがプロデュースした80年代のバラード時代のシカゴは好きじゃないです。シカゴといえば圧倒的に70年代。そう、まだギターのテリー・キャスが生きていた頃。というか、シカゴといえばテリー・キャスですよ。ブラスよりも彼のギ…
仰天一人芝居(日本盤解説より)といわれた80年代ニューヴェイヴを代表するザ・フライング・リザーズのデヴィッド・カンニガムが77年に設立したレーベル「ピアノ」から発売されたジェネラル・ストライクというユニットのアルバム。元々79年から82年…
ブルー・チアーといえば「爆音」。まだ音も聴いてない頃にボクが知りえた情報はといえば、マーシャルアンプを何台も積み上げる「世界一、音のデカイバンド」だとか、音楽評論家の間章氏が、リー・スティーブンスを「最もアナーキーがギタリスト」と評した、…
スイスで録音されたというヘンリー・カウの最終スタジオ作品。カンタベリー系でも、もっとも硬派なグループですが、クリス・カトラーのゴミ箱でも叩いているようなドラムはもちろん、これ以上はないくらい複雑怪奇に懲りまくった楽曲群が、とにかく圧巻。フ…
京都のBAMBINI RECORDSから発売されたフレネシ(frenesi)のファースト・ミニ・アルバム。ヒンヤリとしたチープだけど可愛らしい打ち込みによるラテンやジャズ風味な楽曲と、まるで小さな自宅の部屋の隅っこでヒソヒソと話しているかのようなささやきボーカ…