勝手にレビュー#6〜真夜中に聴きたい音楽
けん太さんのセレクト

1. Up Tempo Pouding Agressive Movement / Move Move Move
2. Down to Earth / Curiosty Killed the Cat
3. Lips That Would Kiss / Durutti Column
4. Alice in Wonderland / Novi Singers
5. What's Going On / Johnny "Hamond" Smith
6. BARDOT / Marden Hill
7. フォー・ミー / 坂本スミ子
8. Your Life / Louis Philippe (写真)
9. Abandoning(「髪結いの亭主」より) / Michael Nyman
10. Snow / Coaltar of the Deepers
11. ハロウヘイホ / ゑでぃまぁこん
12. 夜、暗殺者の夜 / 裸のラリーズ
(オマケ)13.おれのありか / 灰野啓二

初参加のけん太さんは「流れ的に落とすところまで落としてみました」とのこと。これが「揺り籠から墓場まで」みたいな驚異の選曲。予想もつかない展開はお見事。

まずモッドなオルガン(1)とUKアイドル・ソウル(2)で軽めに幕開け。(3)の切ないギターはネオアコが青春だった人にはたまらないものが。(4)はクラブ人気で再評価されたヨーロッパのジャズ・コーラスもの。(5)はオルガンでのんびりカヴァー。(6)や(8)のエル・レーベル残党組はともに大好きなアルバムから。本当に素晴らしいオーケストラル・ポップ。(7)はエドゥ・ロボ(というよりセルメン)の日本語カヴァー。これは珍しい。(9)は硬派なストリングス系。(10)はサラ・レーベルあたりに通じる線の細いギター・ポップが好みです。(11)は初耳。女性ボーカルのアコースティック物で、どこかアシッド。伝説の(12)は永遠に終わらないかのような本物のサイケデリック音楽。むしろ終わって欲しくないと、聴けば聴くほど虜に。真夜中というより、闇しか似合わないショッキングな(13)は、いつ聴いても周りの音楽をドス黒くブッ潰すインパクトが。といっても、マイクに向ってギャアギャア叫んでいるだけですが(笑)初聴きの人は怖くて寝れないかも。手持ちは(6)(8)(12)(13)でした。