アルゾ&ユーディーン(Alzo & Udine)を聴いてます。今さら取り上げるには旬も盛りも過ぎてしまった感もありますが、「Free Soul」シリーズで初CD化された10年前は、正直、あまりピンとこなかったことも、ここで告白しましょう。ラテン調の2コードの曲ばっかりなんでワンパターンに聴こえちゃってたのかもね。


でも、その後のアルゾの素晴らしいSSW然としたソロ2作にノックアウトされ、自分の中のでフリーソウルやソフトロック熱が一段落し、USサイケやフォークなんかの熱が盛り上がる今日この頃には、こういうフラワー・フォーキーなポップ・アルバムも、なかなかジャストな気分なわけで。


しっとり系の「This Room」はアルゾ作ではないものの、ちょい泣けます。でもベスト曲はやっぱりサバービアのコンピに収録され当時コーネリアスもネタにした「Hey Hey Hey,She's O.K.」かな。となると結局、橋本徹小山田圭吾両氏は最初からわかっていたというわけですか・・・。なんだか悔しいな。