リイシュー盤といえば、CDと相場が決まってるものですが、ジャケットのアートワークがよかったり、作りが豪華だったりすると、妙にアナログでも欲しくなるものです。このGarrett Lundのアルバム('75)もCD出てるのかも知れませんが、ジャケットの絵が妙に大好きで、思わず再発アナログでゲット。盤も重いしジャケの作りも豪華。うれしいです。


オリジナルは桁違いのプレミア盤。ウエストコーストの遅れてきたサイケデリック・アルバムという以外、特に何のインフォメーションも知らなかったんですが、さすがにまずいと思って「Garrett Lund」で検索するものの、たいして情報がない。同じように思って調べて、この日記にたどり着いた方、ごめんなさい。あ、ボブ・ディランのカバーが1曲あります。


サイケではなく、随分とオーソドックスなロックでした。シンプルなエレキのバンド編成によるゆったりとしたアンサンブル。まぁ本人の頭の中ではサイケのままディープに突っ走っているのかもしれませんが、周りの風景だけが変わって、閑散とした70年代に放り投げられた感じ。自主盤だろうけど録音はいい。素朴な歌心溢れるロック。結構好きなアルバムです、これ。