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みんな大好き、perfumeの新曲。perfumeの新譜にワクワクするこの感じは、テクノ歌謡うんぬんより、８０年代の良質なシティ・ポップをリアルタイムで聴いていた中学生の頃の熱い気持ちと同質のモノかも。過去に「アイドル」というものにハマった記憶が全然まるでないのに、この歳でperfumeにハマるとは。

タイトルに反して平坦な４分割りのメロで始まる静かなＡメロから、サビの裏ハネのハウスに展開していくワザも最高で、まさに旬の勢いを感じます。ブリッジの「ポリループ」な驚異のコーラス部分も、ハードディスクレコーディングで切り貼りしてるという単純な仕掛けながら、一般的な歌謡曲としては、相当インパクトがあるかも。

といっても、単にマニアックなテクノネタで遊んでいるわけでもなく、ちゃんとメロディラインがポップスの王道だったりするのが中田ヤスタカのソングライティングの素晴らしさ。そして、彼女たちのダンスと一緒になれば、更に向かうところ敵なし。カップリングの「Seventh Heaven」も、いつもどうりと思いつつ、これもいい曲だなぁ。