アン・サリーの新作・・・というにはちょっとタイミングを逃した感がありますが、先日アンさんのお宅をお邪魔してサインをいただいたので。アンさんとは学生時代からのバンド仲間なんですが、すっかり有名になってすごいなぁ。テレビで観るオーラ溢れる存在感とは別に、実際のアンさんは昔から変わらず素朴な人柄のままでした。


このアルバムはアンさんの初の日本語オリジナルが多数収録とのこと話題ですが、変な気負いもなくとても素直な曲調で好感が持てます。いつかオリジナルを歌ってくれるだろうとずっと心待ちにしていたんですが、まさにこちらの期待通り。シンプルなバンド編成によるアレンジも良くて、特にスチールパンの音色は印象的。


会社通勤の車の中でずっとリピートしていたCDなんですが、朝、出発と同時に再生すると、ちょうど帰る夕方頃には「♪歩いて帰ろう夕焼けの道〜」という歌詞が印象的な10曲目の「手と手」が流れてくるんですね。そして本当に夕焼け空が目の前に広がったりして(歩いてじゃなく車ですが)。この瞬間こそ、ボクのとって本当の「癒し」のひとときなのです。