bless4のメンバー、AKINOの初アルバム('07)。といっても、実は何のことかさっぱりわかってなかったりして。「創聖のアクエリオン」というアニメも一度も観たことないし。でも、全曲を岩里祐穂が作詞、菅野よう子が作曲/アレンジということで、「少年アリス」までの坂本真綾の音楽を愛するボクが押さえないわけにはいかないでしょ。


ジャケのイマイチ感はともかく、サウンドは極上。ドラマチックなストリングスと躍動感溢れるバンドアレンジ。菅野よう子の天才的なひらめきと職人技が冴え渡る傑作(全8曲は少ないけど)。やっぱり、これこそ坂本真綾に歌って欲しかったアルバム・・・って、それじゃAKINOさんに失礼か。


でもジャケの印象とはうらはらに、英語訛りですが、結構ワイルドでハスキーな感じの魅力的な歌声の女性です。正直ほとんどがアニメのタイアップらしく、歌詞がチンプンカンプンなのは、慣れの問題でしょうか。それにしても別人が歌ってるらしき安っぽいパチンコCMヴァージョンのアクエリアスは全然ダメダメなのが不思議。