ソフトロック好きには有名ですが、再発されるまで誰も知らなかったんじゃないでしょうか。メンバーで作曲担当のGene Di Noviが再発CDでライナー書いてます。もともとジャズ系の人みたい。このアルバムでもポップを目指しつつ、妙に凝ったコードとメロディが多いもそのせいかな。


「普通ポップスはこう行くんだけど、あえてそうはいかないぜ」みたいな洒落っ気というか。ただアレンジは割と普通で、そこに限界も感じます。ただ、バラード曲は、ちょっと他にないくらいに美しい曲が多い。ラスト2曲の目まぐるしいテンポとコードのチェンジもいいです。


ジャケットをみると、うら若き2人の美女が見つめあい・・・むむむ、真ん中のオッサンがジャマ!・・・といっても、このオッサンがGene Di Noviかな。右側の女性、B.J.Wordは、その後オランダで出したソロLPでビーチ・ボーイズの「駄目な僕」をカバーしてる!・・・要チェック。