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4曲入りデビューEP「Camper Van」を当時買って驚喜したものです。マンチェスター・ブームが一段落して、自分の中で、もう一度ネオアコ魂に火がついていたころ、まさにジャストな音。しかもネオアコ継承者にありがちなセンチだったり最新型にとらわれた部分がまるで感じられない素人臭さも好感が持てました。
このフルLPは、EPに収録されていた名曲がオミットされたのが残念だったものの、予想通りポップな内容。ジャケット観て「こんなにメンバーいたのか」と驚きましたが(ちょっとダサジャケ)。このアルバムの「June」と、ムーン・フラワーズの「タイトゥン・アップ」のカバーが、当時ボクのDJのメドレーでしたっけ。
その後、所属レーベルでもあったファクトリーが倒産。これ1発で消えました。わざわざUKアナログ盤で当時買った身分としては、今やブック・オフでCDが100円ぐらいで投売りされている現状は悲しいもの。ハイラマズぐらいのの評価と活動は、居場所と資金さえ確保できれば保持できたはずなのに。