マイケル・ジャクソンが死亡した2009年6月25日の同じ日に、シーズのスカイ・サクソンも亡くなっていたようです。こちらの方は、悲しいくらいに話題になりませんでしたが。というか、むしろまだ生きていたということにもビックリです。近年は復活して、精力的に音楽活動もしていたらしいですね。残念です。


シーズといえば、やはり「Pussin' Too Hard」という曲ですね。当然のようにガレージ/サイケの古典的オムニバス盤「ナゲッツ」に収録されていたので。2コードのシンプルなガレージ・ソングで、ヨレヨレな高音ボーカルとヘナヘナなキーボード、ヘタクソなギター・ソロと、とにかくチープ極まりない曲と演奏。


でもって、このチープさが最高なわけで、このライブ盤にも、そんなシーズの魅力が凝縮されています。やたらに黄色い声の観客の声援が目立ってますが、そんなに人気があったのか?というか擬似ライブでしょうか。そういえば山下達郎がシーズの大ファンだったという話を聞いたことがあります。これまた謎な話です。