シアトル出身の姉妹デュオ。キーボードとドラムのみという編成もさることながら、なんといってもその若さ。これは彼女たちのセカンドになりますが、この時点で姉は14歳、妹は12歳というから驚き。さらに2歳下の妹も、この後ベースで加入したというし、一体、どういう家庭環境なのでしょうか・・・。


ファーストもよかったけど、このセカンドはダントツに曲が良くなっています。基本的にはベン・フォールズ・ファイヴの女性版みたいな、いや、ちょっとヘタではあるんですが、意外にもドラマチックな曲調や泣きのメロディがスケールの大きさを感じさせてくれて、単なる子タレの余興とは全然違います。


さすがにこの時点ではベースなしなので、録音状態のショボさもあってインディーの域は出ていないのは残念なのですが、まぁ、これから10年のキャリアの積んだとしても、まだ20代前半ですからね!あぁ、若いっていいですなぁ、と、まるで自分が凄くオッサンになってしまったようで悲しい・・・いや、楽しいアルバムですよ。うん。