もちろん大ヒットしたんでリアルタイムで聴いてましたが、いつも間にかそのレコードも我が家から消えていました。あわててCDの方を購入しましたが、内容は全部憶えてましたね。あぁ懐かしい。若い頃に聴いたものって、何年経っても印象が強いものなんだなぁ。


ティアーズ・フォー・フィアーズといえば、やはり「ルール・ザ・ワールド」でしょう。よく聴くと大雑把なアレンジですが、このシャッフル・ビートとメジャー6thのキーボード・リフの心地好さは永遠です。逆に有名な「シャウト」は大げさなだけで単調な曲。この曲が1曲目なんで、アルバムの印象が損しているような感じも。


バラード「アイ・ビリーブ」が今聴くとロバート・ワイアットみたいで新鮮。聴いてて盛り上がるのは、この曲以降のアナログB面の方で、曲調がジェネシスっぽい。根はプログレな人たちかも。ここら辺の曲ってアメリカ人には絶対に書けないと思うのですよ。地味な顔ジャケは、ルックスがイマイチなので、むしろ味になってます。