「ジョニー・エンジェル」で有名なシェリー・フェブレーは、ナイアガラ・トライアングルの元ネタになった「ティーンエイジ・トライアングル」というアルバムでもお馴染み。もともと子役で出発した「役者」の人なので、歌が特別うまいというわけではないんですが、その頼りなげな感じも、またグーなのです。


プロデュースがスチュ・フィリップスから、デヴィッド・ゲイツ、ルー・アドラー、P・F・スローン&スティーヴ・バリへと変わるさまが、1963年から1965年という時代の変化が反映されてます。しかし、基本アイドル路線をまっとうした正統派アメリカン・ポップス


「I'm Growning Up」や「Big Star」あたりがベスト曲かな。「Billy Boy」が、ジョニー・ソマーズの「内気なジョニー」風だったりするのも可笑しい。ジョニーつながり。CDラストとシークレット・トラックは、萌え要素満載の彼女のCMスポットの語りのNGテイクが入っていて、これも最高です。