リー・マン&シンシア・ワイル作品集「GLITTER AND GOLD」。最近買ったCDですが、この英ACEのソングライター・シリーズは音質、選曲、解説、どれも本当に最高なのです。収録曲のEP盤のレーベルまでカラーで掲載。「ふられた気持」などの有名曲はなし(第二弾には収録)。「他にもっといい曲があるんだぜ」というマニアな選曲者のこだわりでしょうか。全26曲入り。


ガール・ポップ系ではシンデレラズが気になりました。まんまの名前だし誰やねんと思いきや「チェインズ」で有名なクッキーズの変名グループだとか。キュートなジョニー・ソマーズはプロデュースもマン自身。これはいい曲。ガールズの「Chico's Girl」は聴いたことあるなぁと思ってたら10代の頃に愛聴したキャピトル音源のUK編集盤「Dream Babies」にも入っていた曲でした。思わぬ再会。


ヴォーグスの「マジック・タウン」やトーケンズの「ハプニング・ワールド」あたりはソフト・ロック経由でむしろ日本の方がおなじみの曲でしょうか。ブルース&テリーはムーディー・ブルースの「ゴー・ナウ」みたいな曲。当時流行っていたし影響受けたのかなぁとか勝手な想像したりして。バリー・マンは70年代のソロアルバムも本当に素晴らしいので未聴の方は合わせて是非。