THE SEVENTH DAWNは、1976年に「SUNRISE」という自主制作盤を発表したアメリカのフォーク・グループ。メンバーは当時大学生で在学中に200枚ほどプレスした自主制作盤がオリジナル。それが近年発掘され再発されたわけです。この「DREAMS」は未発表に終わった1977年のセカンドで、前作同様、韓国にて紙ジャケ仕様で再発済み。変形ジャケで6曲のボーナストラック入り。


この手のマイナーなフォークを紹介するとき、近年米国ならジュディ・シル、英国ならヴァシュティ・バニヤンの名前を引き合いに出すのが常套句となっていて、それもいささか食傷気味なのですが、これはよい意味で裏切られました。地味な弾き語り系フォークかと思いきや、シンセサイザーやドラムも入りますし、ノイジーな爆発音まで入れるくらい賑やかで大胆なアレンジには驚きました。


パイロジャイラと初期ジェネシスの要素を足してアシッド・サイケなエッセンスを振りかけたような感じ、といえば上品に聞こえますが、実際は音質も含めアマチュアっぽさは否めません。ただ、そこが魅力とも言えます。「Long Shadows」など曲調も含め完全にジェネシスっぽい。このように米国産ながら、どこか70年代初頭の英国プログレの香りが漂う作品に仕上がってます。