2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ビーチ・ボーイズといえば、この「サンフラワー」('70)がまた大好きな1枚だったりします。自らのレーベル「ブラザーレコード」の第一弾ってことで、そうとう気合をいれた1枚だったのでしょう。が、セールス的に結果は惨敗。70年代初頭には、ビーチ・ボー…

Sunflower

ブライアン・ウィルソンの「スマイル」('04)は、あの未発表アルバムをよくそこまで再現してくれたと拍手喝采した素晴らしいものではありましたが、この「サーフズ・アップ」('72)をひさびさに聴いてたら「う〜ん、この時期のビーチ・ボーイズなら、気合いを…

Surf’s Up

リトル・フィートの最高傑作は「ディキシー・チキン」なのかもしれないけど、個人的に愛聴盤なのは、どうしても「セイリン・シューズ」('72)なんですよね。ファンキーな要素が開花する前の、泥臭いアーシーな雰囲気が魅力的です。このバンドの名づけ親が、フ…

Sailin’ Shoes

きよさん(id:addsomemusic)の日記にコバンザメしちゃうようですが、リトル・フィートの「ディキシー・チキン」('73)です。ボクもロックを聴きはじめた中学生の頃に「名盤100選」みたいなので必ず取り上げられていたのがコレだったりしたのがキッカケで…

Dixie Chicken

ピチカート・ファイヴの「野宮真貴時代」っていうのは結構苦手系が多かったんですが、こうやってシングル盤を集めたような編集盤を聴いてると、なかなか勢いがあっていいもんです。ジャケが「カップルズ」に似ているのも好きです。 全部で20曲もあるんです…

Singles

エルトン・ディーンが、お亡くなりになってしまったようです。ソフトマシーンのサックス奏者として有名だった英国ジャズを代表するミュージシャンの1人でした。61歳という年齢は、ロックをやるにはちょっと年ですが、ジャズだったら、まだまだがんばれる…

Elton Dean

いつでも買えるようなアルバムって、逆に後まわしにして、結局なかなか買えずじまいってことありませんか?たとえばビリー・ジョエルの「ストレンジャー」('77)とか。まぁ40代ぐらいの音楽リスナーには基本中の基本なのかもしれませんが、30代ぐらいだと…

The Stranger

ジャケットに写ってるのが冴えないイモ姉ちゃん(失礼)なので、あんまり購買欲をそそられる類のアルバムではないという人も多いかと思われますが、はっきりいってこれは大傑作です。ボニー・レイットのセカンド「ギヴ・イット・アップ」('72)は、ザ・バンド…

GIve It Up

冬になると思い出すレコードって、どうしてみんな寂しげな表情をしてるんでしょう。サイモン&ガーファンクルの「ブック・エンド」、ベン・ワットの「ノース・マリン・ドライブ」、そしてトニー・コジネクの「バッド・ガール・ソングス」('70)もそう。 ジェ…

Bad Girl Songs

休日の朝に、何故か早起きして目覚めて、そのままボンヤリと窓の外の景色を眺めているような「何でもない時間」。でもボクは、そういうボンヤリとした一見無駄かと思うような時間こそが、実は人間が生活していくなかで、とてもかけがいのない貴重な時間なの…

Paint A Picture