2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

傑作。しかし、こんなトラッド臭漂うフォーク・アルバムは、70年代初頭のUKにはゴロゴロしていたはず・・・いや、ありそうでない・・・でも、なさそうである・・・という、この微妙な感触がいいのです。おそらく、無理して「現代風に」と好きなフォーク…

Meg Baird / Dear Companion (’07)

言わずと知れたヒップホップの定番ですが、Tommy Boyレーベルの20周年記念盤として再発された2枚組のデラックス版CDをご存知でしょうか?そのボーナスディスクの2枚目が、めちゃめちゃ最高なのです。当時の12インチシングルのB面の曲などを集めたも…

De La Soul / 3 Feet High And Rising (’89)

「アメリカン・ヒット・ポップスの名ソングライター/名プロデューサー総出演!」という日本盤LPのオビの文句も懐かしい1枚(いや2枚組)。長門芳郎氏の編集による素晴らしいオムニバスで、ディキシー・カップスやシャングリラスなどのヒット曲を収めた前…

The Red Bird/Blue Cat Story-Greatest Hits And Rarities (’87)

冒頭、せせこましいピアノと、右へ左へと振れまくるムチャクチャなパンニングに「何じゃこりゃ」と呆れるものの、そこを通過すれば、そこはイタリアン・プログレッシヴ・ロックの至福の世界。B級だ、地味だという意見もありますが、ツイン・キーボードなの…

Festa Mobile / Diario Di Viaggio Della Festa Mobile (’73)

懐かしい1枚。発売前に坂本龍一のラジオ番組で鈴木慶一が数曲紹介していて、そのサウンドに、ものすごく「未来」を感じたものです。80年代リアルタイム世代ならではの感覚でしょうか。もちろんまだアナログ盤の時代で、レコードにオビがないのと、曲名が…

ムーンライダーズ / アマチュア・アカデミー (’84)

NRBQのアルバムにハズレなし・・・というかハズレも含めて個人的に愛しいバンドだったりします。でもって比較的明解なポップソングがたっぷり詰まったアルバムがコレ。日夜バーでのライブで鍛え上げられたバンドの演奏力も抜群。まるでニューウェイブな…

NRBQ / Tiddly Winks (’80)