2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

最近見かけなくなったCDですが、絶対カタログに残しておくべき名作。野宮真貴が、ピチカート・ファイヴ以前に在籍していた3人組で、これはメジャーデビュー盤「QT」以前の1983年に録音されていたデモテープをCD化したもの。トニー・マンスフィー…

ポータブル・ロック / ビギニングス (’90)

素直に「ビリー・ジョエルが好きです」なんていって、普通にいいメロディを書いて歌う、そんな男性シンガー・ソングライターが、この日本にもっといてもいいと思うんですが、そういう時代でもないのかな。とりあえずベスト盤なら73年から85年までのヒッ…

Billy Joel / Greatest Hits Volume 1&2 (’85)

ウィスパー・ボイスの達人、ビーチェ(bice)のファースト。個人的には、より内省的になったセカンドの妖しい魅力には幾分負けるとは思いつつ、やはりこのファーストも大好きなアルバムです。彼女のアルバムの中でもメジャー感のある作りで、生ドラムやストリ…

ビーチェ / ネクター (’01)

いきなりCDをセットしたら、ドラムマシーンとラップが聴こえてきてビックリしてしまいましたが、この冒頭の数秒間とブックレットのパディの写真が最も衝撃で、その後はいつも通りのプリファブ・スプラウト節なので、ご安心を。このデモテープみたいな、ち…

Prefab Sprout / Let’s Change The World With Music (’09)

全編、坂本龍一によるラテン/フュージョン風のアレンジが素晴らしい南佳孝の名盤。あの辛口で有名な音楽評論家、和久井光司にして「曲の良さはハンパじゃない」といわしめたほどで、確かにリゾート気分満点の「プールサイド」や「夜間飛行」など、今も決し…

南佳孝/サウス・オブ・ザ・ボーダー (’78)

「暗闇の中の管弦楽的戦略」という意味のわからない長いバンド名ですが、省略すればOMD。このOMDという響きにYMOと同質の音楽性の匂いを感じとり、実際アルバムを手にしたら、ヘタクソなズンドコ・ビートと、ヘタれニューウェイヴなボーカルが聴こ…

Orchestral Manoeuvres in the Dark / Organisation (’80)

シアトル出身の姉妹デュオ。キーボードとドラムのみという編成もさることながら、なんといってもその若さ。これは彼女たちのセカンドになりますが、この時点で姉は14歳、妹は12歳というから驚き。さらに2歳下の妹も、この後ベースで加入したというし、…

Smoosh / Free To Stay (’06)

マイケル・ジャクソンが死亡した2009年6月25日の同じ日に、シーズのスカイ・サクソンも亡くなっていたようです。こちらの方は、悲しいくらいに話題になりませんでしたが。というか、むしろまだ生きていたということにもビックリです。近年は復活して…

The Seeds / Raw & Alive at Merlin’s Music Box (’67)