progressive

イエジー・スコリモフスキーの「早春」っていう古い映画を観てたら、いきなりCANの「Mother Sky」が流れてきたんでビックリしてしまいました。そうか、これの音楽ってCANだったんですよね。ビデオを観るまで、すっかり忘れてました。というわけで、そ…

ポップと呼ぶにはプログレ過ぎ、プログレと呼ぶにはポップ過ぎ。そんな絶妙なサジ加減が逆に印象を弱めてしまったのかもしれませんが、とにかくこのケストレルの唯一のアルバム「ケストレル」('75)は当時、全然売れなかったようです。しかもバンドのギタリス…

ノースウィンド(Northwind)とは、随分と寒そうなバンド名ですが、音の方は実にホンワカと暖かい。これまた「イギリスのアメリカ」といえそうな西海岸フォーク・ロック風味の英国バンドです。「Sister,Brother,Lover・・」というちょっと恥ずかしい感じのタ…

リアルタイムのロック・ファンには結構必需品だったELPも、今聴いてたらバカにされそうだなぁ(笑)当時なら、それなりに女の子にもモテた音楽だったのに。70年代前半で世間から姿を消していたら伝説のバンドになれたかもしれない・・・なんていったら…

キング・クリムゾンの定番。初めて聴いた中学生の時、ジャケのインパクトとオープニングの「21世紀の精神異常者」(この邦題まずいんだっけ?)を聴いて「スゲー!」と大興奮したものの、その後「風に語りて」「エピタフ」と異様に地味な曲が続き、なんだか…

アース・ウィンド&ファイアーならぬアース&ファイアーです。オランダのグループで、これは1971年に発表されたファースト・アルバム。「シーズン」という曲が当時我が日本でもヒットしているらしく、同じくオランダ出身のショッキング・ブルーの「ヴィ…

エルトン・ディーンが、お亡くなりになってしまったようです。ソフトマシーンのサックス奏者として有名だった英国ジャズを代表するミュージシャンの1人でした。61歳という年齢は、ロックをやるにはちょっと年ですが、ジャズだったら、まだまだがんばれる…

休日の朝に、何故か早起きして目覚めて、そのままボンヤリと窓の外の景色を眺めているような「何でもない時間」。でもボクは、そういうボンヤリとした一見無駄かと思うような時間こそが、実は人間が生活していくなかで、とてもかけがいのない貴重な時間なの…

いまさら何なんだと言われそうなピンク・フロイドの「原子心母」('70)ですが、やっぱり、この牛ジャケ、インパクトあるなぁ(笑)アナログA面は、プログレお得意の長〜い1曲というタイトル曲。恥ずかしくなるようなマイナーのペンタトニック・コードで、ブ…

ソフト・マシーンは、イメージ的に「難解」と思われがちなバンドかもしれません。ためしに一枚聴いてみたら、さっぱりわからなかったので、他のアルバムを買おうとも思わなかった、という人が圧倒的に多いと思います。どのアルバムで彼らを知るかによってイ…

70年代イタリアン・ロックが続々と紙ジャケでCD化されています。もう全部買ってやろうかと思ったけど、なにせ金銭的な問題もありまして、かつて自分が買ったLPの「当たり」だけをCDで買い直してます。でも「初回限定」かぁ。すぐになくなっちゃうん…

シド・バレットのファースト・アルバム「帽子が笑う・・・無気味に」('70)を聴いてます。昔の日本盤の邦題は「気狂い帽子が笑っている」というとんでもないものでしたが、さすがに今は問題アリですか。しかし音そのものは変えるわけにもいかず、今も昔も「ヤ…

ピーター・ガブリエルって、「ゲイブリエル」という表記が今では定着してますね。こういうアーティストの場合は今の表記と昔の表記の両方で検索するという二度手間がかかります。一度定着した日本語表記をこのように変えてしまうのは、探す方としては軽く迷…