2005-01-01から1年間の記事一覧

id:huraibouさんから「バンドバトン」というのが回ってきました。好きなバンドについてあれこれ、ということですが、どのバンドを選ぶかは、本当に迷いますよね。そこで、せっかくですからバトンをくださった風来坊さんも大好きであろうムーンライダーズでい…

バンドバトン〜Moon Riders

いまさら何なんだと言われそうなピンク・フロイドの「原子心母」('70)ですが、やっぱり、この牛ジャケ、インパクトあるなぁ(笑)アナログA面は、プログレお得意の長〜い1曲というタイトル曲。恥ずかしくなるようなマイナーのペンタトニック・コードで、ブ…

Atom Heart Mother

リアルタイム派やAOR好きな人には有名なラリー・リーの「ロンリー・フリーウェイ」を紙ジャケで買ってみたりしました。1982年作品で、日本でも「なんとなくクリスタル系」といいますか、AORブームでもてはやされた一枚らしいですね。でも売れたの…

Marooned

荒井由実時代は昔から好きでしたが、実はちゃんと聴いていなかったのが松任谷由実時代。大学ぐらいになってふとバーゲンで松任谷時代のアルバムを一気に買い揃えたボクでしたが、結局「なんだ、ユーミンは全然変わってないじゃん」ということを感じました。…

昨晩お会いしましょう

突然ですが・・・というか、今までも何度も言っていたことなんですが、ボクは小学校の頃、チューリップが大好きでした。レコードも80年代半ばぐらいまでのなら、今でも全部持ってます。実は紙ジャケでもチューリップの作品が一気に出たりなんかしてるんで…

Someday Somewhere

ファイヴなのに5人じゃないのはピチカートだけじゃなくて、このベン・フォールズ・ファイヴもそう。ピアノ・トリオでロックなんて最高じゃんと思わせた衝撃のファーストは、ここ日本でもセールス的にバッチリでした。おかげで今じゃバーゲン品のお約束品・…

Whatever And Ever Amen

たまたまこの前、自分の中学の頃の卒業文集を読んでたら、自己紹介文のところで「好きなアーティストはフランク・ザッパ、スティーリー・ダン、ジェネシス、XTC」と書いてありました。イヤなガキだね(笑)というか、今と変わんないけどね。まぁ、それは…

Late For The Sky

タイトル通り、1969年の「ワーナー/リプリーズ」の所属アーティストによる2枚組のオムニバス・アルバム。当時宣伝用に売られていたもので、今となってはCD化は難しいタイプのレコードなのかもしれませんが、もうこれが最高の大愛聴盤なのです。なに…

1969 Warner/Reprise Songbook

イントロの歌い出し、たった20秒だけで恋してしまった曲。それがアル・クーパーの「New Youk City(You're A Woman)」('71)のタイトル曲です。しかしこれを「紐育市(お前は女さ)」と訳す邦題のセンスもスゴイですよね。「紐育市」って、なんなんでしょう…

New Youk City

雨降りの朝、車で通勤してたら、なぜか渋滞にハマってしまいました。その時、本当に偶然にカーステから流れてきたのが、クラシックス・フォー(Classics Ⅳ)の「Rainy Day」と「Traffic Jam」という曲という話は出来過ぎでしょうか。いや、これは本当に今日…

Traces

何となく最近の日記は「顔ジャケ」が続いているんですが、「顔ジャケ」というと連想するのがコレ。ディノ・ヴァレンテの唯一のソロ・アルバム(1968年)です。ちょっと地味ですかね。でも、この写真の色合いといい、実に素敵じゃないですか。あえてアー…

Dino Valente

難しいことは何も言いたくないですね。もう、ただたた「いい曲」を書く人です。このスティーブン・ビショップの「ケアレス」('76)というアルバムは、別に傑作とか名盤だとか大げさな表現は似合わないような気がします。ボクにとっては空気のように心がどんな…

Careless

「ある日、自分の国を離れなければならなかった」そんな歌いだしから始まるこの盤は、「カエターノ・ヴェローゾ」とシンプルにセルフ・タイトルが付けられた彼の3枚目(1971年)のアルバム。日本でCD化されたときに「イン・ロンドン」という邦題がつ…

Caetano in London

どの曲2〜3分であっという間に終わってしまうのに、単純にポップ・ソングとはいえないような重厚な響きがあるのが、いかにもこの人らしい。クセのある声を、カラフルなオーケストレーションが包み込み、メロディはロックン・ロールをさらに遡って、古くは…

Randy Newman

女性のロック歌手が歌うバラードみたいなものが苦手だったりするんですが、どういうわけかカーラ・ボノフという人だけは、こう胃にもたれないというかサラっと聴けてしまうんですね。何かソングライターとしてずば抜けた個性がある人は思えないし、まぁ「普…

All My Life