2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧
おぉ、なんと美しい・・・。普段はブリティッシュ・フォーク好きを公言しているものの、正直アイルランド方面のフォークに限っては深く追求していないわけなんですが、このスカラ・ブレイ('71)の復刻CDは、ちょっとした衝撃でした。とりわけ斬新というわけ…
フレンチ・ポップのアイドル、リオ(LIO)の2ndアルバム('83)です。ベルギーのテレックスが手がけたピコピコ・テクノ路線の1stに比べると、幾分地味でオーソドックスなサウンドながら、こちらも悪くないです。ジャケのリオの笑顔が最高にキュートながら、何…
前に紹介したカナダのサイケバンド、Reign Ghostの後身グループが、このChristmas。何とも形容しがたい変テコなイラストに包まれたこの1st('71)(写真)と、他にも2ndとライブ盤が出ています。後にSpilit of Christmasと改名。そちらはプログレ色が濃いですけ…
ブレイズ・オブ・グラスは東海岸を舞台に活動していたハーモニー・ポップ・グループ。基本的にはフォー・シーズンスの流れを組むオーソドックスな60年代サウンド。レフトバンクのプロデューサー・チームに支えられて、オケもハーモニーもしっかりと作られ…
どんな理由であれ、手書きのジャケットというものはいいもんです。それが印刷されたものであるにもかかわらず、まるで一枚一枚メンバーが一生懸命リスナーのために書いてくれたようで。このThe Flow('72)のジャケもそう。こんないいかげんなジャケは、なかな…
Windowというグループの(おそらく)唯一のアルバム。USサイケ/フォークのレア盤として有名らしいのですが、Radioactiveからの再発CDで存在を知りました。まぁ、ほとんどの人がそうなんでしょうが。それにしても、解説はおろか、発売年度も、そして曲目…
レコード・コレクターズ創刊25年企画「70年代ロック・アルバム・ベスト100」にちなんで、ショック太郎の25枚を。どれも「ショック太郎のマテリアルワールド」で過去にレビューしたものばかり。名盤への思い入れ度を知りたいという方は、タイトル文…
これはムーンライダーズではないか!?それも「カメラ=万年筆」の頃の。しかし、よ〜く聴くとトーキングヘッズ風だったりと、なかなかマニアック。というわけで、スクリーンの1st('81)です。8トラックで録音された自主制作盤ながら、実際聴いてみると、意…
コンラッド・シュニッツラー(Conrad Schnitzler)の4曲入り12インチシングル('80)が、当時の未発表マテリアルを12曲追加した形でCD化されています。クラウス・シュルツェとならぶジャーマン・テクノの元祖にしてカリスマ。伝説的存在といってもいいで…
後追い世代といいますか、大滝詠一の「ナイアガラ・ムーン」の方を先に聴いてしまったわけなんですが、そんなわけでドクター・ジョンの「ガンボ」('72)です。大学生の時、このアルバムの曲をライブでドラムをやることになって、何度かリピートしていくうちに…
ケニー・ヴァンスを知ったのは1990年に発売された国内オリジナル企画のオムニバス盤「ヒストリー・オブ・アメリカン・ポップス」に収録された名曲「Lookin' For An Echo」から。ワーナー系のオールディーズばかりの今思えば微妙に渋い選曲でしたが、解説は長…
クリス・フォスター(Chris Foster)というUKトラッド・シンガーによるセカンド・アルバム('79)。これはいいですよ〜。ギターの腕前もさることながら、とにかく声がいい。もうブリティッシュ・フォークを歌うために生まれてきたような端正かつ男気溢れる声。…
ミルトン・ナシメントの名前を知ったのは、中学生の頃聴いたムーンライダーズが「トラベシア」を日本語でカバーしていたから。その後、ナシメントの1st(写真)('67)はジャケ違いの再発LPで愛聴しました。この再発CDもオリジナルとはジャケ違いですが、擦り…
東京に上京してきて間もない90年初頭、リバイバル上映されたレイトショーが映画「ロシュフォールの恋人たち」('67)の初体験。ミシェル・ルグランを知るきっかけは、たしか高校生の頃買ったルグランの「コール・ポーター作品集」。もともと「ジェット・スト…