2010-01-01から1年間の記事一覧

パスクアーレ・ミニエーリ&ジョルジオ・ヴィヴァルディという覚えにくく舌をかみそうなアーティスト表記で日本盤CDが出ましたが、タイトルのカルナシャリアという名前こそがバンド名として、プログレマニアには古くから話が通ってます。マウロ・パガーニ…

Pasquale Minieri & Giorgio Vivaldi / Carnascialia (’79)

新たに、blue marbleのウェブサイトがOPENしました! http://www.otomesha.com/bluemarble/ ファースト・アルバム「ヴァレリー」について、より詳しく知りたい方、どうぞ。 さらに、初プロモーション・ビデオも完成しました! blue marble 「街を歩くソルジ…

いきなりなんですが、blue marbleのアルバムが9月15日に発売することに決定になりました!現在、発売に向けて、いろいろ準備中です。詳細は後日。どぞお楽しみに〜。

いやはや、これ最高。全曲素晴らしい。Philly系のガール・グループらしいのですが、このCDのジャケにも使われた「LOVE」というアルバムが、レア盤として前々から気になってはいたのです。これは、そのアルバムに、シングルのみの3曲を追加した、JOSIEレーベ…

Honey & The Bees / Come Get It (’00)

バカラック作品集というのは、古今東西山ほどあるわけですが、もともとの曲の良さに救われて極端なハズレも少ない分、飛びぬけて出来のいいものもなかったりもします。単にバカラックはやはり偉大だ、だけでなく、プラス、取り上げたアーティストのオリジナ…

The Anita Kerr Singers / Reflect (’69)

タンジェリン・ドリームといえば、圧倒的に70年代初期の作品に思い入れがあります。ヴァージン移籍後の「フェードラ」や「ルビコン」あたりの浮遊感あふれる静寂なシンセ・ミュージックが有名ですが、オルガン、フルート、ギター、ノイズが混沌と抽象的な…

Tangerine Dream / Alpha Centairi (’71)

前作「BEAUTIFUL」('09)が個人的にかなり大ヒットだったんで、今回も期待したんですが、拍子抜けするくらい軽い仕上がり。ちょっと最初は物足りなさを感じました。が、よくよく聴けばサウンドは細部にわたって凝りまくっていて、聴き返すごとに新鮮な印象に…

MEG / MAVERICK (’10)

清水美和子のソロプロジェクト、Predawn。以前紹介した北欧の歌姫、Stina Nordenstamあたりにも近い感じの柔らかい歌声の持ち主は、なんと20代前半の日本人女性。ギター弾き語りと英詩のボーカルを基本に、作詞作曲はもちろん、アレンジやプロデュースまで…

Predawn / 手の中の鳥 (’10)

NHK−FM「サウンド・ストリート」の坂本龍一のラジオの人気プログラム「デモテープ特集」から選ばれた、いわゆる素人音楽家たちのオムニバス盤。時代が時代ゆえにカセットテープとローテクなアイデア先行ばかりの奇抜でユーモラスな曲ばかり。それでいて…

デモテープ1〜プロデュース:坂本龍一・矢野顕子 (’86)

UKのブルース番長、アレクシス・コーナー。ブルース校長というと、なんかお行儀が良すぎる感じなので、ここはひとつ番長にしておきましょう。ローリング・ストーンズもクリームもフリーもコロシアムも、いや突き詰めれば60年代に盛り上がる英国ビートや…

Alexis Korner’s All Stars / Blues Incorporated (’64)

ピコピコという、いかにもテクノポップの王道みたいなアレンジは、さすがベルギーの個性派テクノ集団、テレックスのお仕事。たとえお仕事であっても、ちゃんと自分たちの個性をアレンジに反映させています。それを嬉々として受け入れているフランスの元パン…

Lio (’80)

シンバルスはノーチェックでしたが、土岐麻子のソロ作は、何となく買い続けています。カバー集も悪くはないですが、やっぱりオリジナル曲主体のアルバムが落ち着きます。自分は、こういうのが日本のポップスの王道だと思ってますが、しみったれた曲ばかりが…

土岐麻子 / Talkin’ (’07)

単なる変拍子のジャズなら誰でもアイデアは思いつきそうなものですが、そこに流れるようなメロディとブルージーなフィーリングを感じさせるというのは、なかなか難しいもの。デイヴ・ブルーベックは、それがサラリと作れてしまう人。そして、このクァルテッ…

The Dave Brubeck Quartet / Time Further Out (’62)

単なるディスコというレベルを超えて、後のDJ/クラブカルチャーに多大な影響を及ぼしたといわれるラリー・レヴァンのDJプレイの真髄が味わえるニューヨークはパラダイス・ガレージの79年のライブ盤(CD2枚組)がコレ。単にレコードを流して、それが…

Larry Levan live at the Paradise Garage (’00)

名ギタリスト、ラリー・カールトンの歌のアルバム(全8曲中6曲)。歌は巧いというより美味いといいますか、アル・クーパーのような枯れた味わいがいいですね。といっても、この時、ラリーはまだバリバリの20代。髪の毛もあります。アルバムはジェームス・…

Layy Carlton / Singing/Playing (’73)

元カラパナ。というより脱退後の「マッキー・フェアリー・バンド」('78)が個人的には大好きなアルバムで、いわゆるコンテンポラリー・ハワイアンというジャンルを意識したのも、そのアルバムからでした。それまでカラパナといえばバーゲン・コーナーに置いて…

Mackey Feary / Romantic Story 11:30p.m. (’91)