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capsuleのアルバムでは一番コレが好きかな。これ以前だとボサっぽいフレンチテイストがピチカートファイヴっぽくて個人的に苦手な部分もありますし、これ以後になると、完成度は高いけど、部分的にハードに爆走しすぎているような気がしますし。テクノという…

「Baby〜」の方をテレビで最初に観た時、曲自体のインパクトが弱いような気がしてたんですが、ちゃんとしたスピーカーでCDを大音量で鳴らすと、シンセベースの音とかブリブリと耳障りなほど出てくる場面もあって、結構キテます。ただピアノのバッキングと…

1ザ・フライング・クラブ・カップアーティスト: ベイルート出版社/メーカー: WARNER MUSIC JAPAN(WP)(M)発売日: 2007/12/05メディア: CD購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (9件) を見る2スモーキー・ロールズ・ダウン・サンダー・キャニオンア…

bless4のメンバー、AKINOの初アルバム('07)。といっても、実は何のことかさっぱりわかってなかったりして。「創聖のアクエリオン」というアニメも一度も観たことないし。でも、全曲を岩里祐穂が作詞、菅野よう子が作曲/アレンジということで、「少年ア…

アン・サリーの新作・・・というにはちょっとタイミングを逃した感がありますが、先日アンさんのお宅をお邪魔してサインをいただいたので。アンさんとは学生時代からのバンド仲間なんですが、すっかり有名になってすごいなぁ。テレビで観るオーラ溢れる存在…

今聴くべきはDevendra BanhartとPerfumeなのです。といって、3人ぐらいの人が「そうだ、そうだ」と思ってくれれば、このレビューの役目は果たしたということにしたいんですが。Perfumeはともかく、Devendraのこの新譜('07)は相変わらずだなぁと呆れつつも、…

大野方栄さんに教えていただいたBenny Singsという人です。大野さんもマニアだなぁ。いつもいろいろ音楽情報を教えてもらって助かります。パッと聴いた印象はベン・シドランやマイケル・フランクスみたいだけど、ツルツルなAORにならずに、どこかユルユル…

Devendra Banhartの傑作('05)。といいつつ、傑作というのも何だか違うようなヨレヨレ、ヘロヘロのストレンジなフォーク・アルバム。ドノヴァン?ニック・ドレイク?と、なぜか米選手なのに英国勢ばかり連想します。ティラノザウルス・レックス時代のマーク・…

口ロロ(クチロロ)というバンド名を最初に知ったときは、いろんな意味で衝撃だったんですが、その彼らの音楽がこんなに素晴らしいと認識したのは、実は最近のこと。たまたまテレビでPVを観たんですが、もうイントロのたった10秒ぐらいで「いいなぁ、い…

かつて「バンドブーム」とか「イカ天」とか流行ってる頃、心底「日本の音楽は終わってる」とか思って、その反動という感じで洋楽の古い音楽一辺倒だったわけですが、渋谷系とか言われる音楽が一段落したあたりから、ボクな好きなタイプのポップ音楽を奏でる…

みんな大好き、perfumeの新曲。perfumeの新譜にワクワクするこの感じは、テクノ歌謡うんぬんより、80年代の良質なシティ・ポップをリアルタイムで聴いていた中学生の頃の熱い気持ちと同質のモノかも。過去に「アイドル」というものにハマった記憶が全然ま…

少々音響的アプローチが、なんとなくロス・ロボスの傑作「コロッサル・ヘッド」('96)を思わせるライ・クーダー、2005年度作品。でもって、これがとんでもない大傑作なんですよ。今更取り上げるのもなんですが、今更買ったんでしょうがないでしょ。正直ラ…

かつての「坂本真綾と菅野よう子」というのも素晴らしい組み合わせでしたが、この「Perfumeと中田ヤスタカ」という組み合わせも大発明だと思います。ボクがこういう「テクノポップ」も大好きなのは、そこに「幸福な未来」を感じられるから。しかもPerfumeは…

ヴァシュティ・バニヤン(Vashti Bunyan)のライブが、まさか日本で観れるとは思っていませんでしたが、ついに目撃してしまいました。彼女の声とその歌は、ボクにとってはUKフォークうんぬんじゃ語るに足りないのです。それぞれ人にとって「かけがえのないも…

アメリカン・フォークっぽいブリティッシュ・フォークは数あれど、ブリティッシュ・フォークっぽいアメリカン・フォークには、なかなか出会えない・・・と思っていたときに出会ったのがこのEspersという新しいバンド。初めてこの「The Weed Tree」('05)とい…

1.Donald Fagen / Morph The Cat 一聴シンプル、だけど深い。20年は楽しめます。 2.Red Krayola / Introducrion フニャフニャしてアヴァンギャルド。なのにポップ。 3.Caetano Veloso / Ce 今回は意外と「ロック」。静かなる挑戦作。 4.Tom Verlaine / Son…

今日は1日中土砂降りの雨でしたが、なんとなく、そんな日に聴きたくなる一枚がこれ。Constantin Veisの「Memory-la」というアルバムです。このアルバムは2002年にスペインのsiestaというレーベルから発表されたもの。アナログ盤は10インチというかわ…

ドナルド・フェイゲンの13年ぶりのソロです。ただ復活スティーリー・ダンが精力的に活動していたので、あんまり久しぶりという感じもしないなぁ。なのでリラックスして聴けました。新譜なんて、どんなに素晴らしくてもせいぜい一ヶ月ぐらい楽しんで、その…

人気ポップス・ミュージシャンのお決まりのコースというのがあります。まずシングルを出して、一生懸命プロモーション活動。充分に話題を提供してアルバムを発表。その勢いでコンサートを行いファンを増やしていく。そして大量にプレスされたCDは、ある時…

「この作品はNYを拠点にレコーディングしております。2001年9月11日以降の情勢を深く鑑み、制作内容に対しても配慮しました。」買った時は気がつかなかったんですが、この小沢健二の「Eclectic」(2002)のCDのブックレットの下のほうに小さく、こ…

今回セレクトCD合戦初参加のポルコさん(id:yuto-porco)のCDにも収録されてビックリしましたが、とにかくその「創聖のアクエリオン」というアニメの主題歌が素晴らしすぎます。なにしろ作詞が岩里祐穂、作曲が菅野よう子という最強タッグであります。つま…

今度はキリンジの兄の方です。兄貴派、弟派という論争もあったりするとかしないとか。ボクはといえば、やや兄貴派ではあります。兄の方がスティーリー・ダン魂が炸裂したようなヒネくれた曲調や歌詞が多いんですが、それでも妙にホロ苦いメロディーの美しさ…

キリンジ弟の初ソロですね。キリンジは大好きなバンドなので、いつも買ってます。でも、これは随分と軽い仕上がりで、ちょっと物足りないんだけど、きっとそういう彼は気分なのでしょうね。作りこまないことで、バンドらしいレアな感触を残すという。1曲目…

いい意味でアマチュアっぽい佇まいが素敵なLampですが、とにかくいい曲を書く人たちですね。ちょっとしたメロディーの運び方で、わけもなく「懐かしい」と感じさせてくれるのが素敵です。こういうのは安易にフォーキーとか表現されがちですが、単にレトロな…

そろそろ今年も残すところあとわずかになってまいりました。というわけで、今年聴いた新譜の中から素晴らしいと思ったアルバムを紹介しようと思ってます。・・・が、実は、あんまり新譜を数多く聴いていないのでエラそうに選ぶほどでもないのですけど。これ…